[名護市長選 2022.1.23]

(写真右)街頭で支持を訴える岸本洋平氏=21日、名護市内(同左)街頭で支持を訴える渡具知武豊氏=21日、名護市内

 【名護市長選取材班】任期満了に伴う沖縄県名護市長選が23日、投開票される。辺野古新基地建設を大きな争点とし、前名護市議で無所属新人の岸本洋平氏(49)=立民、共産、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし、れいわ新選組推薦=と、再選を目指す無所属現職の渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=は激しい選挙戦を展開している。両候補は22日夕、最後の訴えで有権者に支持を呼び掛ける。

 辺野古新基地建設を巡り、政府は2018年12月に土砂投入に着手しており、本格的な埋め立て開始後初の市長選となる。全国的にも地元の判断に関心が集まる。

 岸本氏は辺野古新基地建設反対を掲げ、米軍再編交付金に頼らない街づくりを訴える。21日も市街地を中心に遊説し「子育て支援策の無償化は基地被害に悩まされなくても、名護市の財源で十分実現可能。福祉の充実、経済活性化も進める」などと訴えた。午後から参加した玉城デニー知事とともに「新基地建設はここで止める」と強調し、県との連携もアピールした。

 渡具知氏は21日、市街地などを回り、三つの子育て無償化の継続など、子育て支援策や経済振興、新型コロナウイルス対策を訴えた。市大北の国道沿いで行った自民党県連、公明党県本部との演説会では「しっかりと財源を確保し、事業を展開することが必要だ。もっと輝く名護市を目指す。掲げた公約をしっかりと実現する」などと支持を呼び掛けた。