沖縄県那覇市の南東740キロ付近の海上で伊良部鮪船主組合(那覇市、山口良昭組合長)所属のマグロはえ縄漁船「第二十八克丸」が燃えた件で、救助された乗組員8人全員は24日午後0時45分ごろ、第11管区海上保安本部の巡視船で那覇港に到着した。乗組員はほっとした様子で迎えの車に乗り込んだ。男性船長は船から降りた後、「本当によかったです」と目に涙を浮かべて話した。

助され那覇港へ到着した男性船長や乗組員=24日午後0時45分ごろ、沖縄県那覇市港町の那覇港

 乗組員の到着を待っていた山口組合長は「全員無事でよかった。よく頑張りました」とねぎらった。

 11管によると、乗組員全員にけがはなく、体調不良者もいない。

 同漁船は21日午前7時10分ごろ、船長が「船が燃えており船体を放棄する」と陸上の機関長へ連絡。11管が応援要請した貨物船が、救命いかだに乗っていた乗組員を救助した。その後、乗組員は11管の巡視船に移り、那覇港へ向かっていた。