[3万5千人の決起 第4次嘉手納爆音訴訟](2)

 「毎日、日常生活が脅かされている。静かな日々を送りたい」-。米軍嘉手納基地の滑走路の延長上、沖縄市池原に住む嵩元盛勇さん(82)はそう願う。

 自宅上空の近くを飛ぶ軍用機の爆音で電話の声が聞こえなかったり、深夜3時に目を覚ましたり。爆音と、その発生源である基地に「反対」の意思を示すため、第2次嘉手納爆音訴訟から参加し続けている。

 両親が移民したフィリピンで生まれ、現地で戦争を体験し...