沖縄タイムス+プラス ニュース

翁長知事、県民集会で埋め立て承認撤回を明言 辺野古新基地阻止へ

2017年3月26日 08:58

9秒でまるわかり!

  • 翁長知事が、新基地建設の埋め立て承認の撤回方針を初めて明言
  • 従来は撤回を視野に入れ、あらゆる手法で阻止する考えだった
  • 具体的な時期は「何月かなどとは答えられない」と言及を避けた

 沖縄県の翁長雄志知事は25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前での新基地建設に反対する県民集会に参加し、前知事の埋め立て承認を撤回する方針を明言した。集会は新基地反対を訴える政党、企業、市民らでつくる「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が主催し、3500人(主催者発表)が参加。知事は結集した県民を前に「撤回を力強く、必ずやる」と述べ、新基地建設の阻止に向けた結束を呼び掛けた。

「辺野古に基地は造らせない」と訴える翁長雄志知事=25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

米軍キャンプ・シュワブに向かい抗議の声を上げる集会参加者=25日午後、名護市辺野古(伊禮健撮影)

「辺野古に基地は造らせない」と訴える翁長雄志知事=25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前 米軍キャンプ・シュワブに向かい抗議の声を上げる集会参加者=25日午後、名護市辺野古(伊禮健撮影)

 翁長知事は県議会などで、撤回を視野に入れたあらゆる手法で建設を阻止する考えを示していたが、撤回を明言するのは初めて。

 集会後、記者団に対しても撤回を断言する一方で、具体的な時期は「何月かなどとは答えられない。必ずやるということだ」と述べるにとどめた。

 政府が新基地建設を予定する辺野古での集会に就任後初めて参加し、「(辺野古違法確認訴訟で県が敗訴した)最高裁判決で(県民に)元気がなくなっていたが、今日集まった姿を見ると元に戻ったと感じ、『ナマカラルヤイビンドー(今からが本番だ)』と呼び掛けた」と意義を強調した。

 集会では「違法な埋め立て工事の即時中止と、辺野古新基地建設の断念を強く日米両政府に求める」とする決議を満場一致で採択した。

 壇上では稲嶺進名護市長が「新基地建設を国が断念するまで、われわれの力で断念させるまで、力を合わせて頑張ろう」と呼び掛けた。新基地建設問題を担当する県の政策調整監に4月1日に就任予定の吉田勝廣氏、オール沖縄会議共同代表の呉屋守將氏、県選出の野党国会議員らも決意を述べた。

 集会に先立ち、米軍基地建設の反対運動中に逮捕・起訴されて5カ月余り身柄の拘束が続き、18日に保釈された沖縄平和運動センターの山城博治議長があいさつした。

 支援者や集会参加者に感謝しつつ「裁判を控え、しばらく抗議運動の現場に来られないが、心を一つに闘おう」と連帯を訴えた。

沖縄県知事 翁長雄志の「言葉」

沖縄タイムス社 (2018-09-13)
売り上げランキング: 64,807

「沖縄の基地問題」もっと詳しく。有料会員ならこんな記事も読めます。

 「翁長が恋しいです」流れ呼んだ妻の訴え 沖縄県知事選

 住宅の上を飛ばないで…「これってそんなに難しいお願い?」

 基地維持に「沖縄差別」を利用する米国 日本人の沈黙が支える過重負担

購読者プラン/デジタル購読者プランの会員なら、電子新聞も有料記事も読み放題! 


これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236

あわせて読みたい

関連リンク

サクッとニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS