沖縄県うるま市前原の農水産振興戦略拠点施設うるマルシェが主催した「やまいもスーブまつり2022」が5日開かれ、1株の重さを競う総重量の部の赤芋で山田正さん(65)が沖縄記録となる425・8キロで優勝した。山田さんは自身の記録を更新して初の400キロ超えとなった。

山芋スーブで425・8キロの沖縄記録で優勝した山田正さん=5日、うるま市・うるマルシェ

 山田さんが会長を務める市山芋同好会の四ツ葉会から7人、市石川前原から1人の計8人が出品。赤芋と白芋の各総重量の部と、赤芋と白芋1個の重さを競うジャンボの部で競った。

 1位の山芋を大きな測定器で重さを量り、425・8キロが表示された瞬間、イベント広場に集まった観客から「うおっ!」と歓声が上がった。沖縄一に輝いた山田さんは「400キロを目標にしていたが、425キロで沖縄一、いや日本一かな。とてもうれしいです」と満面の笑み。「来年は前人未到の450キロを目指します」と意気込んだ。

 同イベントは市産業まつりで開催されてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で祭りが中止となり、山芋愛好家らが協力して地域の活性化を図ろうと、うるマルシェが主催して昨年から開催している。

 各部の1位にはファーマーズ・フォレストの宮城健うるマルシェ統括支配人から賞状が手渡された。副賞はホームセンタータバタから自転車やテレビなどが贈られた。中村正人市長も駆け付け激励した。

 スーブの前には重量当てクイズもあり、多くの観客が参加した。山芋とスーチカーが集まった観客らに振る舞われた。山芋を食べた石川前原から参加した登川晃昇(てるのり)さん(66)は「ニンニクが利いてスーチカーと合いますね」とおいしそうに食べていた。

 その他の結果は以下の通り。(敬称略)

 【総重量の部】赤山芋2位=喜舎場睦茂(264キロ)、同3位=冨里朝健(247・4キロ)、白山芋1位=座間味清(199・3キロ)、同2位=山城春美(175・5キロ)、同3位=横田幸弘(102・8キロ)

 【ジャンボの部】赤山芋=冨里朝健(36・5キロ)、白山芋=座間味清(40・3キロ)(与古田徳造通信員)