沖縄県の多良間島で13日、左羽にけがを負ったフクロウの仲間コミミズクを農業の糸数暁さんが見つけた。刈り取ったサトウキビ畑でうずくまっていたという。島内へのコミミズクの飛来は過去に記録がないという。

左羽にけがを負ったコミミズク=15日、多良間村(羽地邦雄さん撮影)

 豊見山幸登さんが自宅で餌や水を与え、保護したが、15日に死んだという。豊見山さんは「近くで(ハヤブサの仲間の)チョウゲンボウが飛行していたので、襲われたのかもしれない」と話した。コミミズクを撮影したのは羽地邦雄さん(73)。

 越冬のため全国に飛来するが、県内には春と秋にまれに飛来する。昆虫や小型哺乳類を餌とするため、昼間に活動することもある。耳のように見える頭の上の羽毛がミミズクより短いのが名前の由来で、眼光は鋭い。(編集委員・福元大輔)