「心の旅」「サボテンの花」など数々の名曲で知られる「TULIP(チューリップ)」が、4月から50周年記念ツアーを行う。

 チューリップは1997年の再結成以来、35周年、40周年、45周年などの区切りに全国ツアーをしている。これらのコンサートには、たくさんの古くからのファンが駆け付けた。思い出の曲を聴いて、泣いている人も多かったという。

 子どもを連れてくる人もいた。「小学生くらいの子どもたちが、一緒に歌ってくれているのを見ると、胸がじーんとしてきた。(中略)ぼくらの歌が伝承されている、という思いで胸が熱くなった」(財津和夫さんの著書「心の旅、永遠に」より)。

 チューリップの曲を聴くと、なぜ胸がいっぱいになるのか。財津さんへのロングインタビュー(中)では音楽の持つ不思議な力について考えを聞いた。

 -去る1月8日、群馬県高崎市であったソロコンサートの千秋楽に行きました。やっぱりすごく客席の雰囲気がよかったんですよね。財津さんは最近よく、バンドについて「同窓会」みたいな感じでやりたい、と発言されていますが、私は客席も同窓会みたいだと思いました。...