沖縄県嘉手納町議会(仲村渠兼栄議長)は3日、米軍嘉手納基地への相次ぐ外来機の飛来と即応訓練に抗議する意見書と決議案を全会一致で可決した。嘉手納基地への外来機の飛来禁止と航空機騒音規制措置の順守、町の基地負担軽減と町民が実感できる有効な対策を早急に講じることを求めた。

米軍嘉手納基地への相次ぐ外来機の飛来及び即応訓練に抗議する意見書と決議案を全会一致で可決する沖縄県嘉手納町議会=3日、嘉手納町役場議場

 意見書と抗議決議は、2月19日から米アラスカ州空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35A12機と岩国基地所属のF35B1機などが米軍嘉手納基地に相次いで飛来し、訓練などで基地周辺では90~100デシベルの騒音が確認されていると指摘した。

 また、嘉手納基地内で2月28日から即応訓練も実施。早朝から夜間にかけての騒音や航空機の排気ガスによる悪臭などで町民生活に大きな悪影響を及ぼしているとした。

 提出者の當山均町議は、2月9日の臨時議会で同様の意見書と決議案を全会一致で可決したことを踏まえ「米軍の傍若無人な基地運用に激しい怒りを禁じ得ず、町民の受忍限度を超えている」と批判した。

 意見書は首相や防衛相、抗議決議は駐日米国大使や在日米軍司令官などへ郵送する。