沖縄県警交通企画課は3日、2021年に県内で発生した飲酒絡みの交通人身事故、飲酒絡みの交通死亡事故の割合がどちらも全国ワーストだったと発表した。人身事故は19年以来2年ぶり、死亡事故は16年以来5年ぶりに全国最悪となった。

全人身事故に占める飲酒絡み事故の割合

 同課によると、21年に県内で発生した人身事故2783件のうち、飲酒絡みは50件で1・8%。死亡事故も飲酒絡みは4件で全25件の16%だった。

 全国平均を見ると、飲酒絡みの人身事故の割合は0・80%、死亡事故は6・9%。県はどちらも全国平均の約2・3倍となった。

 一方で発生件数については、飲酒絡みの人身事故は過去最低だった20年の45件に次いで、21年は過去2番目に少なかった。同課の担当者は「新型コロナ禍前と比べれば飲酒運転による事故は減っているが、全国と比較すると減り幅は小さい」と指摘する。

 県警が21年に飲酒運転摘発者986人を対象に実施したアンケートによると、約4割が「運転するつもりで飲んだ」と回答しており、同課は「飲酒運転に対し意識の低い人が、いまだにいることの表れ。県警として、取り締まりを引き続き強化していく」とした。(社会部・豊島鉄博)