「くり返す戦争(つみ)忘れゆく愚かな権力(ちから)よ」-。ロシア軍がウクライナに侵攻して以降、シンガー・ソングライター、ユキヒロさん=提供写真、本名・仲里幸広さん=が作詞・作曲し、合唱曲としても歌われている「HEIWAの鐘」が注目を集めている。2月28日に曲名がツイッターでトレンド入りしたのを機に、「とても考えさせられる」とウクライナ情勢と重ねる声が上がっている。

 テレビの音楽番組で、人気アイドルグループSixTONESの松村北斗さんが卒業ソングとして選び、ツイッターで話題となりトレンド入りした。ツイッターでは「歌詞がまさに今の状況を歌っている」「今、全人類が聴くべき曲」などの声があった。

 曲は米兵3人による暴行事件があった1995年に制作。ユキヒロさんは「未来はどうあるべきか、過ちは二度と繰り返してはいけないという思いの歌詞が今の情勢と重なったと思う」と推測した。

 ロシア軍のウクライナ侵攻に「戦争は地獄であり、何の意味も持たない。どんなに時間がかかっても、対話を繰り返すことが大切だ」と訴えた。

 その上で「ウチナーンチュとして子どもの頃から沖縄戦を学び、大人たちは熱く平和の尊さを語ってくれた。しっかりと未来の子どもたちに平和の尊さを語っていきたい」と話した。(社会部・大城志織)