「二重に恥ずかしい」「怒りを通り越してあきれる」-。加重収賄などの容疑で前竹富町長の西大舛高旬容疑者(74)=官製談合防止法違反罪などで起訴=が再逮捕された6日、町民から憤りの声が上がった。

捜査員に連れられ豊見城署に入る西大舛高旬容疑者(中央)=2月

 「竹富町の不名誉なニュースがまた発信される」。町西表島干立の会社員の男性(54)は、怒りをあらわにした。同容疑者を町議の頃から知っている。「町長になってから強引さが出て、トランプ前米大統領に例える人もいた。町の名をこれ以上おとしめないでほしい」と憤った。

 町西表島上原の主婦(40)は「前町長は西表が地元。いろいろとよくしてくれて応援していた」。再逮捕には怒りを通り越してあきれ返っていると言い「裏で町民を欺いていたということか。全てを正直に話してほしい」と語気を強めた。

 「金品を受け取っていたとは」。町小浜島のホテルで働く井出謙朗さん(41)は視線を落とす。「町民の先頭に立つリーダーで模範となるべき存在なのに、裏切られた気持ちだ」と怒りを込めた。

 一方、町職員の40代男性は「最悪なことになった」と動揺を隠さず「職員に対する町民の不信感や風当たりは強くなると思う」と力なく話した。