【東京】北大東村への自衛隊誘致を巡り、防衛省が現地調査を検討していることが7日、分かった。移動式レーダーの展開を念頭に、配備の適地かなどを調査する見通しだ。中国が太平洋への海洋進出を活発化させる中、警戒監視態勢を強化する狙いがある。

防衛省

 配備の念頭にあるのは、航空自衛隊が運用する車載可能な移動式警戒監視レーダー。レーダーサイトの機能中断時などに補完する役割を担う。

 沖縄周辺では、中国海軍が本島と宮古島の間を通過し、太平洋に向けて航行する姿が頻繁に確認されている。防衛省内でも「レーダーはあった方がいい」との声は少なくない。

 同村議会は昨年12月、自衛隊誘致を求める意見書を全会一致で可決し、防衛省に提出。

 宮城光正村長は本紙取材に対し、配備された場合の影響について、年度内にも調査したい意向を示している。