[おいしいエール 東北3県復興支援]

沖縄タイムス社の武富和彦社長(左)から目録を受け取る石嶺児童園の上原裕施設長=7日、那覇市・沖縄タイムス社

 沖縄タイムス社は7日、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手・宮城・福島の東北3県を支援する「おいしいエール・特産品クロス寄贈プロジェクト」の第1弾として、那覇市の児童養護施設「石嶺児童園」に77人分のりんごやお菓子、海鮮丼など東北の特産品を寄贈した。那覇市の本社で贈呈式を開き、武富和彦社長が上原裕施設長に目録を手渡した。同園を含め県内8カ所と東北19カ所、計27施設の約1080人へ、沖縄と東北の特産品を届ける。

 被災地と施設の子どもたちを支援する新たな取り組み。タイムスは購読料の一部を活用して東北の農家や事業者の商品を購入し、県内の児童養護施設などに寄贈する。被災地の子どもにも紅いもタルトやタコライスなど県産品を届ける。商品は子どもたちが選ぶ。

 コロナ感染防止で人の密集を避けるため石嶺児童園での贈呈式はせず、上原施設長が沖縄タイムス本社を訪問した。

 武富社長は「商品の購入で被災地を応援すると同時に、沖縄の子どもが3県のことを考えるきっかけにしたい。食を通した交流で、息の長い取り組みにしたい」と意義を話した。

 上原施設長は「コロナでステイホームが続きイベントも中止になる中で、おいしい特産品は子どもたちの心を慰めてくれる」と感謝した。

(写図説明)沖縄タイムス社の武富和彦社長(左)から目録を受け取る石嶺児童園の上原裕施設長=7日、那覇市・沖縄タイムス社