沖縄タイムスと琉球朝日放送(QAB)は、復帰50年の共同企画「あなたが選ぶ復帰50年十大ニュース」アンケートを実施しています。沖縄タイムスのホームページ(HP)で、1972年から50年間の県内ニュース、出来事の中から十大ニュースを選び、投票を呼び掛けています。

 本紙は72年から2021年の毎年末に「県内十大ニュース」を公表してきました。その500件と、年末の公表後にあった11年の「沖縄防衛局による辺野古環境影響評価書の未明提出」、13年の「辺野古埋め立て承認」の2件を加えた502件から選んでください。

 復帰50年で関心の高い順に1~10位を投票し、1位が10点、2位9点…、10位1点と点数化します。全ての投票から、点数の高い1~10位を「あなたが選ぶ復帰50年十大ニュース」として紙面や、テレビニュースで公表します。

 HPで通し番号「1~502」から自分の選ぶ十大ニュースをメモし、投票フォームに記入します。締め切りは4月30日。5月15日の「復帰の日」に合わせて結果を公表する予定です。

▼沖縄が日本に復帰した1972年から2021年までの過去50年分の十大ニュースから選んでください。

 以下の表は、沖縄タイムス社が選定した日本復帰後50年間の十大ニュースです。あなたがこの50年間で重要だと思うニュースを1位から10位まで選んでください。

<回答の方法>

(1)以下の「復帰後50年間の十大ニュース」を見る。
(2)重要だと思うニュースの「通し番号」を10個メモする。
(3)回答フォームに「通し番号」を記入する。

※「通し番号」は表の左端の数字です。

 【Contents】
■1970年代  ■1980年代  ■1990年代
■2000年代  ■2010年代  ■2020年代
■回答する

1.重要だと思うニュースを選び「通し番号」をメモする

■1970年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

1972年

1

沖縄の日本復帰実現

沖縄返還協定は5月15日午前0時に発効。戦後27年にわたる異民族支配に終止符を打った。政府は東京の日本武道館と那 覇市民会館をテレビ中継で結んで記念式典を開催した。
2

自衛隊移駐と反対運動

政府は4月17日、沖縄への自衛隊配備計画を決定。5月22日から12月21日までに海自521人、陸自940人、空自1276人の年内配備を完了した。反自衛隊闘争が高まった。
3 世替わりで物価急騰 復帰に伴いドルから円に切り替え。通貨の交換は1ドル=305円に対し、物価は1ドル=305~400円の幅で大幅値上げとなった。
4 米兵による凶悪事件が続発 復帰の日から3カ月間で発生した米軍関係者による事件は436件。そのうち殺人、強盗、放火、女性暴行が44件。「沖縄だからやった」という動機も。
5 B52復帰後も大挙飛来

5月20日、B52戦略爆撃機3機がグアムの気象状況悪化を理由に嘉手納基地に復帰後初の飛来。7月8日に29機などその後も続いた。日本政府は「事前協議の対象外」と容認。

6 経済振興開発計画成る 政府は12月18日、沖縄振興計画を決定した。10年間の計画で、県人口103万人、一人当たりの県民所得を現年度の3倍になる96万円などと目標を掲げる。
7 組踊など国の文化財指定

国の文化財保護審議会は重要無形文化財保持団体に伝統組踊保存会を指定したほか、史跡18件、名勝1件、天然記念物28件、建造物9件を復帰と同時に国の文化財に指定した。

8 公害、海の汚染など広がる 生コンの凝固剤が原因で川に死んだ魚が浮かぶ。タンカー船が投棄したタールが廃油ボールになるなど、海上汚染が相次いだ。
9 菊池寛賞に豊平良顕氏 第20回菊池寛賞(日本文学振興会)選考会は10月5日、戦後沖縄の伝統文化の保護を推進してきた功績で、県文化財保護審議会の豊平良顕会長に授与を決めた。
10 復帰後初、屋良朝苗知事 復帰後初の知事選は6月25日にあり、反基地、反自衛隊の立場で「自治県政の確立」を主張した革新統一の屋良朝苗氏が、自民党公認の大田政作氏に圧勝した。

1973年

11

石油危機による物価高

10月6日から第四次中東戦争が始まり、県内生活を混乱させ、インフレ、物価高に拍車をかけた。宮古では400円のちり紙が800円に跳ね上がる異常事態に。
12 海洋博、延期決定

県労協が2月16日に海洋博反対を表明して以来、賛否両論が衝突した。石油危機も重なり、延期、中止、規模縮小などで揺れる中、政府は「75年7月20日開幕」を決定した。

13 ビル工事現場で大陥没 11月26日、那覇市前島の国道58号沿いのビル建設現場で、民家5棟、車17台をのみ込み、約6000平方メートルが陥没する事故が発生した。
14 自然保護、公害反対運動 海洋博開催に合わせた本土観光資本や石油企業の進出による土地の買い占めと乱開発、海の埋め立てなどを受け、自然保護、公害反対の運動が高まる。
15 キビ価格要請団上京 11月13日、サトウキビ生産を守るため、県内農家ら1000人が東京で要請と陳情を展開した。戦前戦後を通じ、最大の規模だった。
16 若夏国体開催 沖縄の日本復帰を記念する若夏国体は5月3日から6日まで11市町24会場で熱戦を展開した。軟式野球の自衛隊チーム出場に阻止行動があり、機動隊の出動も。
17 米国人中心に麻薬犯罪 6月に米国人クラブの支配人、米軍医師ら20人の麻薬密輸グループを摘発。ベトナムから県内の米軍基地経由で40億円の麻薬を密売していた。
18 交通死亡事故、最悪 交通事故の死亡者は戦後最悪だった前年105件を上回る121件(12月25日現在)。飲酒運転の発生率は全国ワースト。
19 戦車が老女をひく 4月12日、沖縄本島北部の米軍演習場内で薬きょうを拾っていた73歳の女性が戦車にひかれ、死亡した。この日は「立ち入り許可日」だった。
20 救急診療に不安 県立中部病院が看護師不足を理由に4月から救急室を閉鎖すると発表し、県民の不安が募る。閉鎖は回避され、6月には旧那覇病院に夜間急病センターが開設された。

1974年

21

小禄で不発弾爆発

那覇市小禄の幼稚園で3月2日、不発弾が爆発し、幼児を含む4人が死亡、32人が重軽傷、家屋80棟、車41台が全半壊の大惨事になった。政府は見舞金を見送り、責任はうやむやに。
22 狂乱物価で失業 前年末の石油危機後の狂乱物価で、不況下の物価高が県民生活を圧迫した。軍雇用員の大量解雇もあり、失業者があふれた。
23 羽地内海で釣り船転覆 沖縄本島北部の羽地内海で10月16日、釣り船が転覆、7人が死亡した。
24 TWA機墜落

米トランスワールド航空の旅客機がギリシア近くのイオニア海に墜落。乗員乗客88人全員が死亡した。沖縄から沖縄タイムス社長ら13人の欧州産業視察団も含まれていた。

25 暴力団の対立抗争 暴力団内部の抗争で、短銃、手投げ弾、火炎瓶を使った報復がエスカレートし、一般市民を恐怖に陥れた。
26 労務管理が問題 少年、少女を宿舎に監禁、乱暴した建設作業員ら7人を逮捕。海洋博開幕を控えた建築、土木の作業現場で労務管理が問題になった。
27 核の波紋と狙撃

10月7日、元海軍少将が米議会で「能力のある艦船は日本に寄港する場合も核抜きしない」と発言、波紋を広げる。伊江島で7月10日、草刈り中の男性が米兵3人に狙撃される。

28 仲泊貝塚の保存を 恩納村の仲泊貝塚が海洋博関連の国道58号拡張工事で破壊されかけた。研究者や地域住民が保存運動を展開したことで、12月7日に国の史跡に指定された。
29 弓道で国体王者 沖縄が茨城国体の弓道で総合優勝を果たした。(10月)全日本吹奏楽コンクールでは首里高と石田中が金賞に輝く。(11月)
30 沖縄市誕生 コザ市と美里村が合併し、4月1日に沖縄市が誕生した。国際文化観光都市を宣言した。

1975年

31

海洋博開幕

3年余の準備と3200億円をかけた沖縄国際海洋博覧会は7月20日、183日間の幕を開けた。会場外で反対する団体が集会やデモ行進を展開。ピークの8月には1日8万人の入場を記録。

32 皇太子ご夫妻来沖 海洋博開会式に出席のため、皇太子ご夫妻が7月、沖縄を訪問。皇室では54年ぶり。ひめゆりの塔で火炎瓶を投げつけられたが、ご夫妻にけがはなかった。
33 不況で倒産相次ぐ 不況の長期化と海洋博関連投資の失敗で8~9月をピークに大型倒産が相次いだ。総理府の10月調査で完全失業者は過去最高の2万4000人を記録した。
34 暴力団抗争 暴力団内部の抗争が続いた。集団リンチ、殺人、死体遺棄の実態が明らかになり、県民にショックを与えた。
35 3600万円強奪

那覇市内の会社に2人組が押し入り、ボーナス支給のために用意した約3億3000万円から3600万円を袋に詰め、逃走した。約40人に短銃を突きつけ、5~6分の犯行だった。

36 CTS判決

与那城村の石油備蓄基地(CTS)建設で、県の与えた埋め立て免許処分は無効と漁民48人が提起した訴訟で、那覇地裁は10月4日、訴えの利益がない、と却下した。

37 土地公社汚職 県警は用地取得を巡る収賄容疑で、県土地開発公社の幹部を逮捕した。
38 基地労働者の解雇 県渉外部の調べでは、基地労働者は12月25日までに2072人が解雇され、翌1~3月に計895人が解雇される予定である。全軍労は今年は7回の全面ストで米軍と対決。
39 六価クロム汚染 8月23日、牧港補給基地から六価クロムが検出された。元従業員が体の不調を訴えたため、全軍労は被災者の会を結成。米軍は日本側の立ち入り調査を拒否した。
40 第18泰久丸遭難 那覇地区漁協所属のはえ縄マグロ船「第18泰久丸」が8月6日、宮古島の南方105キロの海上で漂流しているのを自衛隊機が発見。船長ら8人が行方不明に。

1976年

41

具志堅、世界王者に

具志堅用高(協栄)が10月10日、WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチで、王者のファン・グスマン(ドミニカ)を破り、県勢初の世界チャンピオンになった。

42 演習阻止に刑特法 米軍の実弾砲撃演習で着弾地に潜入し、阻止した4人を県警は刑事特別法違反の容疑で逮捕した。演習阻止闘争での同法適用は初めて。知事らが反発。
43 海洋博倒産相次ぐ 海洋博の閉幕とともに、県経済は不況に見舞われ、企業倒産、失業が相次いだ。負債総額1000万円以上の倒産は11月までで134件に上った。
44 暴力団追放運動 暴力団の犯罪が後を絶たない中、暴力団排除運動が広がりを見せた。県議会や市町村議会は暴力団排除を決議した。
45 公用地法反対で違憲訴訟 反戦地主らが3月8日、地主が反対しても米軍用地の使用を暫定的に認める「公用地暫定使用法」は憲法に違反しているとして、那覇地裁に提訴した。
46 殺そ剤で死者 ネズミを殺す殺そ剤によるタリウム中毒症で死亡者が出たほか、頭髪が抜ける、手足がまひするといった中毒患者が発見された。
47 平良知事が初当選 6月の知事選で、「革新県政の継承発展」掲げた平良幸市氏が、自民・民社連合による「県政奪還」を狙った安里積千代氏との一騎打ちを制し、初当選を果たした。
48 火事続発 火事による死者は18人で、前年より4人増えた。
49 第8真功丸遭難 那覇地区漁協所属のマグロはえ縄漁船「第8真功丸」がフィリピン東方海上で転覆。船体から3人の遺体が見つかった。
50 CTS設置を許可 屋良朝苗知事は任期切れ直前の6月22日、3年にわたって紛糾し続けた与那城村の石油備蓄基地(CTS)のタンク設置申請を許可した。

1977年

51

公用地法失効で空白

米施政権下で一方的に構築した軍事基地を沖縄返還後も強制使用する根拠となった公用地暫定使用法が5月14日に失効。政府が不法占拠する空白の4日間が生じる。
52 長期不況 負債1000万円以上の倒産が214件で、過去最高だった前年の152件を大幅に上回る。建設、卸、小売業などを中心に売り上げ不振が主因の不況型倒産。
53 経済事犯続発 30億円近い資金を集めた企業の経営者が行方不明、県外から入り込んだ詐欺師に、資金繰りに苦しむ企業や県民の認識不足が狙われた。
54 暴力団抗争

那覇市内で短銃や火炎瓶、手投げ弾を使った事件が発生。1年で死者1人、警察官と市民の各1人を含む13人が負傷した。県警本部長が「抵抗する暴力団は射殺せよ」と指令。

55 戦没者33回忌

沖縄戦が終わって32年目。県は慰霊の日の6月23日に糸満市摩文仁で全戦没者慰霊追悼式を開催。平良幸市知事が平和宣言を読み上げた。県外から“空前の慰霊ラッシュ”。

56 交通方法変更へ

沖縄の交通方法変更は78年7月末を閣議決定したが、政府の取り組みが弱く、県内自治体から延期を求める声が上がる中、政府は9月20日規定方針通りに政令を公布した。

57 豊見城高、九州制覇 豊見城高野球部は11月14日、九州大会決勝で鹿児島商高を4-0の完封で下し、念願の九州制覇を果たした。
58 大浜発言

中退者の増加、中学浪人全国ワーストなど学力低下が社会問題になる中、県教育委員会の大浜方栄委員長が「教師は学力低下の最大の責任者」と発言し、波紋を広げる。

59 米軍演習激化 105ミリ、155ミリりゅう弾砲の実弾訓練をはじめ、海兵隊のハリアー機や戦車の演習、戦闘機の飛行が年間を通して行われた。
60 輸入牛肉の横流し 復帰特別措置で、県内だけで消費が許されている輸入牛肉を大量に県外へ横流ししていた2社を県警と福岡県警が摘発した。

1978年

61

知事選で保守勝利

12月10日の知事選で、自民などの推す保守系の西銘順治氏が革新県政の継承発展を訴えた知花英夫氏を破り、初当選。復帰後初の保守県政が誕生した。
62 平良市の汚職

平良市の公共工事をめぐる汚職事件で、市長が6月3日、収賄容疑で逮捕された。市の収入役や課長のほか、業者側を含め逮捕者35人。市長に渡ったのは3530万円に上った。

63 全軍労、全駐労と合同 9月2日、全軍労は全駐労と組織を統一し、全駐留軍労働組合沖縄地区本部としてスタート。17年間の全軍労の闘いに幕を閉じた。
64 尖閣に中国漁船団 4月12日、中国漁船約140隻が魚釣島周辺の日本の領海内外で操業。海上保安庁の退去命令を無視し、「ここは中国の領海」と書いた看板を示した。
65 具志堅、6度目の防衛 ボクシング世界王者の具志堅用高が10月15日のタイトルマッチで6度目の防衛に成功し、日本記録と並んだ。
66 730交通変更 復帰処理の最大事業といわれた交通方法の変更は7月30日午前6時に県内全域で実施した。31年間続いた慣習が一夜で逆転。各地で事故や渋滞が続発した。
67 高い失業率 失業者が一時2万9000人に達し、社会問題に発展。4月の失業率は7・2%で全国の3倍となった。軍雇用員の解雇、海洋博後の企業倒産などが原因。
68 平和祈念堂完成 糸満市摩文仁の平和祈念公園内に10月1日、平和祈念堂が開堂した。高さ12メートル、幅8メートルの平和祈念像は故山田真山氏が21年かけて制作した。
69 米軍演習激化

渡名喜村の民家庭先に照明弾落下、北谷町沖の海上でヘリ墜落など事故が続いた。名 護市はキャンプ・シュワブの実弾演習に反対し、戦車道に通じる市有地を封鎖した。

70 高校通学区改正

県教委は高校通学区の大幅改正を実施。自宅から最も近い高校へ進学する1校区制では選択の自由を奪うと反発があり、2高校1学区を主体に「調整地区」を設定した。

1979年

71

米軍演習激化

米軍第七艦隊と在沖海兵隊は8月18日、沖縄本島と周辺海域で合同上陸演習。兵員4万人、艦艇26隻、航空機280機が参加する戦後日本での最大規模の米軍演習となった。

72 観光客、史上最高

1月から11万人の観光客が訪れ、毎月20~30%の高い伸びで、11月末には過去最高だった海洋博開催の75年155万8千人を上回る168万9千人となり、記録を塗り替えた。

73 身代金誘拐 子どもを連れ去っての身代金目的誘拐が全国で8件、そのうち2件が県内で起きた。
74 県が自衛官募集業務 県は8月1日、行政組織規則を一部改正し、総務部で自衛官募集事務を扱うことを告示した。県は復帰以来、同事務を拒否していた。市町村の対応は割れる。
75 北大東村で女医殺害 県が無医地区解消のため韓国から北大東村の県立診療所に招いた医師の女性が6月16日に殺害された。10日後に容疑者は逮捕された。
76 火災相次ぐ 10月末現在で、631件の火災が発生、12人が死亡した。7月3日未明の那覇市の平和通りの火災は3時間燃え続け、11店舗が焼失した。
77 琉大に医学部 琉球大学は10月1日に医学部を開設。81年4月から学生を受け入れ、医学科、保健学科、17診療科と600床の付属病院、熱帯環境医学センターで構成する。
78 下地島空港開港 下地島空港が7月5日開港。日本初のパイロット訓練飛行場としてスタートした。軍事利用排除、財政負担、残地開発など積み残した課題も。
79 具志堅、10度目防衛 ボクシングのWBA世界ジュニアフライ級王者具志堅用高は10月28日に10度目の防衛戦にに勝利した。
80 離島運輸整備 北大東村と粟国村に空路を開設。宮古八重山の空路にジェット機が就航。電話も手回しの磁石式から次々と自動化した。

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■1980年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

1980年

81

自衛官募集を可決

県議会は12月24日の本会議で自衛官募集業務を含む一般会計補正予算案を賛成多数で可決。20日には議会内で右翼と阻止団が正面衝突し、機動隊が出動した。
82 米軍、自衛隊の事故 空自那覇基地で点検作業中にミサイル爆発、自衛隊戦闘機が那覇空港への着陸に失敗、普天間飛行場で米軍機墜落、北部訓練場で米軍ヘリ墜落など事故が相次ぐ。
83 県教委、主任制 県教委は8月30日、学校管理規則の一部を改正し、主任制の導入を決めた。沖教組などが反発し、「主任制は当分凍結」となり、実施を次年度に持ち越した。
84 62年国体内定 62年沖縄国体の開催が決定。全国で国体1巡目の最後の大会になる。沖縄市、宜野湾市、那覇市などが誘致活動を展開した主会場は沖縄市泡瀬に決定した。
85 ソ連原潜、炎上 沖縄近海を航行していたソ連のエコー型原子力潜水艦(7000トン)が8月21日、火災事故を起こし、9人が死亡、3人が負傷した。放射能汚染は確認されず。
86 米軍用地強制使用手続き 公用地暫定使用法の期限切れ(82年5月)に備え、那覇防衛施設局は11月、米軍用地特措法に基づき、未契約土地の強制使用手続きを開始した。
87 電気料金など値上げ 沖縄電力は2月12日と10月8日の2度、電気料金を大幅に値上げした。県の試算では平均家庭の年間支出額は5万2千円から9万1千円と跳ね上がった。
88 県議選で革保逆転 6月8日の県議選で、保守24、革新22となり、復帰後で初めて革保が逆転した。浦添では12年ぶりに保守が市政奪還、那覇では革新が4期連続で圧勝した。
89 沖縄から世界王者2人

WBAジュニアフライ級王者の具志堅用高は13度目の防衛に成功。8月3日にはWBAジュニアライト級のタイトルマッチで上原康恒が勝利し、県出身世界王者は2人に。

90 交通事故の死者激増 交通死亡事故が激増。12月25日現在、死亡は81人。前年の66人を15人上回っている。若者の暴走行為も事故につながった。

1981年

91

新種ヤンバルクイナ

「ヤンバルクイナ」が新種と登録され、世紀の大発見といわれた。飛べない鳥の北限で学術的に貴重。県教委は県指定の天然記念物にすることを決めた。
92 那覇市が軍用地訴訟

米軍用地特措法に基づく首相の未契約米軍用地使用認定に対し、那覇市は11月23日、認定の取り消しを求める訴訟を那覇地裁に提起した。自治体による軍用地訴訟は全国初。

93 水事情深刻 水不足で7月10日から時間制限、8月24日から隔日給水となるなど、制限給水は1958年の琉球水道公社設立以来で最悪の170日以上に及んだ。
94 高校生の単車事故 重大事故が相次いで発生し、12月24日現在、79人が死亡した。高校生が19人で、うち二輪車関係が12人だった。
95 渡嘉敷、世界王者

渡嘉敷勝男が12月16日の世界ジュニアフライ級タイトルマッチで勝利し、王座に就いた。3月8日に具志川市体育館で敗れた具志堅用高の失ったタイトルを見事奪還した。

96 米軍演習激化 県道104号越えの実弾砲撃訓練は復帰後最多の8回。北部訓練場ではハリアー機の離発着訓練が始まった。読谷補助飛行場ではパラシュート降下訓練が相次いでいる。
97 主任制実施 県教委は4月1日、県立学校の主任制を始めた。沖教組、高教組はストライキなど撤回運動を展開。市町村教委の主任制移行は持ち越された。
98 知念、高校日本一 陸上競技の円盤投げで、知念高の知念信勝が8月3日の高校総体で県史上初の優勝。10月17日の国体では、56・78メートルの日本高校新記録をマークした。
99 6歳未満にも援護法

厚生省は8月17日、沖縄戦で軍命によって戦闘に参加した当時6歳未満の戦傷病者、戦没者の遺族にも援護法を適用すると発表。県内の対象は戦傷病者210人、遺族3000人と推定。

100 子宝日本一 浦 添 市内の女性が3月29日、14回目の出産で双子を産み、15人の「子宝日本一」になった。20歳の長男をはじめ、11男4女で全国的な話題となった。

1982年

101

保守、ダブル選挙に完勝

11月14日の知事選で西銘順治氏、参院補選で大城真順氏が当選し、保守が完勝した。現職の西銘氏は革新の最後の切り札だった喜屋武真栄氏に勝利した。
102 「住民殺害」削除を問題化

文部省は6月、次年度から使用する教科書の検定結果を発表し、沖縄戦の「日本軍による住民殺害」の記述が削除された。県議会は記述復活を求める意見書を全会一致で可決した。

103 第2次振計成る 政府は8月5日、西銘知事が提出した原案に「国の責任」を明記した第二次沖縄振興開発計画を決定した。10年間で本土との格差是正を目指す内容。
104 コミバエ根絶

8月26日、沖縄本島と周辺離島がミカンコミバエ発生地域から解除された。雄を誘引して駆除する世界最大規模の害虫根絶が成功した。タンカンなどの県外出荷が可能に。

105 嘉手納爆音訴訟

米軍嘉手納基地の航空機騒音に悩む周辺6市町の住民601人が国を相手に夜間飛行差し止めと損害賠償を求めた嘉手納基地爆音訴訟が2月26日、那覇地裁沖縄支部に提起された。

106 南西航空機が爆発炎上 8月26日、那覇―石垣の南西航空機が石垣空港で着陸に失敗し、オーバーラン。フェンスをなぎ倒し、爆発炎上した。乗員乗客は全員脱出し、40人以上が負傷した。
107 軍用地の強制使用を裁決 県収用委員会は4月1日、那覇防衛施設局から申請のあった13施設の未契約米軍用地について権利取得・明け渡しの裁決を下し、強制使用を認めた。
108 自衛隊10周年パレード 沖縄の自衛隊と那覇防衛施設局は12月11、12の両日、開庁10周年記念行事を開いた。音楽隊によるパレードなどに抗議もあった。
109 交通事故死100人突破 12月26日現在、交通事故で104人が死亡し、1975年の107人以来7年ぶりに100人を超えた。二輪車による事故で38人が死亡。高校生は18人に上った。
110 上原君が高校囲碁日本一 知念高2年の上原秀史君が夏の全国高校囲碁選手権大会で優勝。下地玄昭、和代の兄妹に続き3人目の快挙となった。7戦すべて中押し勝ちの強さだった。

1983年

111

バス争議7カ月

私鉄沖縄は2月24日から9月13日の全面解決までの間、通算35日間のストを決行し、延べ3万1859台のバスがストップした。ミニバイクやマイカーの大幅増でバス離れを促進させた。

112 2万年前の赤ちゃん化石 日本で初めて、世界で数例の2万年前の赤ちゃんの化石が1月、久米島の「下地原洞穴」から発見された。1歳くらいの人骨で、人類学上注目を浴びた。
113 米軍演習で山火事 米運の実弾演習で山火事が19件発生し、復帰後最多となった。12月のキャンプ・ハンセンでの火災は水源涵養林や民間地に延焼する手前まで迫った。
114 基地内のタクシー運転手殺害 2月23日夜、金武町のキャンプ・ハンセン内で、米兵2人が金を奪う目的でタクシーに乗り、40歳の運転手の胸を包丁で刺して、殺害した。
115 伊是名村で竜巻 台風が吹き荒れた9月25日、伊是名村で竜巻が発生。勢理客集落の半数近い家屋32棟が全半壊。重軽傷者29人の被害を受けた。
116 上原君、高校囲碁2連覇 知念高3年の上原秀史君が8月3日の全国囲碁選手権大会で2連覇を達成した。
117 沖縄の自然百選・名木 豊かな自然を残そうと沖縄タイムス、琉球放送の共催、朝日新聞の協賛で「沖縄の自然100選」と「沖縄の名木」を選定。県内から8万以上の推薦投票が届いた。
118 安慶田中、全国制覇 全国中学校体育大会の男子ハンドボールで、安慶田中が8月24日の決勝戦に勝利し、全国制覇を遂げた。26日、優勝旗を手に那覇空港で家族や関係者の祝福を受けた。
119 那覇防衛施設局の汚職 業者に便宜を図った見返りに現金100万円を受け取った那覇防衛施設局の課長と業者側の2人が2月23日、贈収賄の容疑で逮捕された。県警は同局を家宅捜索した。
120 沖縄国体のテーマ決まる 1987年開催の沖縄国体のテーマが11月28日、「海邦国体」と決まった。琉球王朝の尚温王が国学(学校)創建の際、銘に書いた「海邦養秀」からとった。

1984年

121

テナガコガネの新種発見

コガネムシの仲間では最大のテナガコガネが国頭の山林で見つかった。新種と判明し、1月24日「ヤンバルテナガコガネ」と命名された。
122 ブルービーチ女性殺害 1月25日、金武町のブルービーチで女性の死体が発見された。女性が逮捕された。
123 グリーンベレー再配備 米陸軍は特殊作戦部隊(グリーンベレー)1個大隊300人を3月17日から9月末まで読谷村のトリイ通信施設に再配備した。沖縄配備は10年ぶり。
124 1フィート運動

米各地の図書館や資料館に保存する沖縄戦の未公開フィルムを県民の寄付などで取り寄せ、戦争を知らない世代に語り継ぐ1フィート運動で募金総額が3000万円を超えた。

125 バス争議 10カ月に及んだ私鉄沖縄のバス争議は12月18日、西銘知事の調停もあり、決着した。西銘知事は県経済への影響などを憂慮し、労使を行政指導した。
126 親泊氏、那覇市政を継承 11月11日の那覇市長選で、革新の親泊康晴氏が保守の比嘉幹郎氏を破り、初当選。親泊氏は4期16年続いた平良良松前市長から革新市政のバトンを受け取った。
127 平良ロス五輪で5位 ロサンゼルスオリンピックの重量挙げの67・5キロ級で平良朝治が5位に入賞した。ボクシングの平仲信明、近代五輪の泉川寛晃も出場した。
128 16人目の赤ちゃん 浦添市内の子宝日本一の女性が10月11日、16番目となる男児を出産した。16人目は全国で初めてのケースという。
129 中城湾港開発 第二次振興開発計画最大のプロジェクト中城湾港新港地区の埋め立て工事起工式が2月6日、開かれた。事業費420億円で5年後の完成を目指す。
130 那覇空港で自衛隊機炎上 6月21日、那覇空港で空自のジェット練習機が離陸に失敗、滑走路を飛び出し、海岸の消波ブロックに衝突、炎上した。2人の隊員が死傷した。

1985年

131

軍用地20年強制使用を申請

1987年5月14日に使用期限の切れる未契約軍用地について、那覇防衛施設局は8月、米軍用地特措法に基づき20年という前例のない強制使用の裁決を県収用委員会に申請した。

132 第一豊漁丸当て逃げ 八重山漁協所属のマグロはえ縄漁船第一豊漁丸がリベリア船籍のタンカーに衝突され、乗員5人が死亡した。
133 「日の丸・君が代」を決議 学校現場への国旗掲揚、国歌斉唱を求める文部省通達を受け、県議会与党は9月、「国旗掲揚と国歌斉唱に関する決議」を提出し、数の力で可決した。
134 自衛隊機が接触事故 5月28日、東京から那覇空港に着いた全日空機が滑走中、空自救難探索機が離陸しようと前方に割り込む格好で滑走路に進入し、接触した。
135 新石垣空港建設問題 新石垣空港建設に反対する漁民ら29人が起こした漁業権確認訴訟は12月24日に門前払いの形で原告敗訴となった。反対派は徹底抗戦の構えを見せている。
136 豊田商事事件 金の地金を購入するが現物は会社が預かる豊田商事のペーパー商法で県内でも10億円近い被害が出た。老後のために貯めた金を巻き上げられた高齢者が目立った。
137 金城次郎さん人間国宝 壺屋焼の金城次郎さんが国の重要無形文化財(人間国宝)に個人として県内で初めて認定された。独自の線彫り魚文や海老文を生んだ。
138 第1回NAHAマラソン 太陽と海とジョガーの祭典「第1回NAHAマラソン」は12月8日、大典寺前からスタートの42・195キロに4503人が参加した。
139 開邦高校の開設決まる 9月の県議会で開邦高校の開設が決まった。理数、英語、美術の3学科。「優秀な人材育成」「差別、選別教育をあおる」と賛否あり、県民世論を二分した。
140 測量会社汚職事件 測量設計会社をめぐる汚職事件で、県警は同社役員、那覇市幹部、那覇市議、県議らを贈収賄容疑で逮捕した。

1986年

141

東村収入役が公金横領

東村で9月、3億5千万円以上の公金横領が発覚。発覚前に逃げた収入役の男を県警は指名手配し、兵庫県内で逮捕した。事業に失敗し、着服、横領を繰り返していたという。

142 西銘知事、三選 11月の知事選で、西銘順治氏が革新の金城睦氏に約7万票の大差で3期目の当選を果たした。
143

浜田が世界王者に

WBCジュニアウェルター級のタイトルマッチで、中城村出身の浜田剛史が勝ち、初挑戦で県出身5人目の世界王者となった。
144 南伸道橋げた落下

沖縄市知花の沖縄自動車道・南伸道の比謝川架橋現場で10月14日、コンクリート打設中の橋げたが作業員17人を乗せたまま崩れ、落下した。1人が死亡、16人が負傷。

145 誘拐殺人事件 石垣市内で12月、遊んでいた女児が男に誘拐され、殺害された。翌日、男は逮捕された。
146 ミカンコミバエ根絶

八重山のミカンコミバエ駆除確認調査の結果、2月4日に根絶宣言。日本からミカンコミバエが完全に根絶された。1919年に嘉手納で初めて確認されて以来、67年目の偉業達成。

147 軍用地20年強制使用審理 未契約軍用地の20年強制使用をめぐる問題で県収用委員会の公開審理は2月から11回にわたった。11回目には地主1人が逮捕され、1人がけがを負った。
148 那覇市の通り魔 那覇市内の路上で1月31日、男が幼児を殺害。警察の調べに「刑務所に行きたかった」と供述した。
149 日の丸君が代で揺れる 卒業式前に、県教育庁が日の丸の掲揚、君が代の斉唱を学校長に指導。反対する教員らとの間で、3月の卒業式、4月の入学式が混乱した。
150 県立芸術大学発足 県立芸術大学が開設され、4月15日に1期生67人が入学した。入学志願者530人、競争率8・1倍の狭き門をくぐった学生は絵画、彫刻、デザイン、工芸を学ぶ。

1987年

151

海邦国体開かれる

第42回国民体育大会「海邦国体」は夏季9月20~23日、秋季10月25~30日、かりゆし大会が11月14~15日の日程で開かれた。復帰15周年で県は最重要プロジェクトと取り組んだ。

152 新たに10年強制使用 未契約軍用地の強制使用問題で、県収用委員会は2月24日、嘉手納基地など10施設の強制使用期間を62年5月から新たに10年間とする裁決を下した。
153 チビチリガマ破壊

10月26日、読谷村内の国体会場で男性が日の丸を焼く事件が発生。右翼が男性経営のスーパーを襲撃したほか、村のシンボルチビチリガマの「世代を結ぶ平和の像」を破壊した。

154 貨物船被弾

7月27日、久米島沖でマレーシアの貨物船が被弾、乗員1人が重症を負った。2日後に米海軍が現場海域で夜間訓練中のFA18戦闘攻撃機がロケット模擬弾を投下したと発表した。

155 宮古のウリミバエ根絶 宮古島のウリミバエが根絶され、11月30日から無条件で県外出荷できるようになった。1929年以来、58年ぶりのウリミバエ清浄地域に戻った。
156 嘉手納基地包囲 県労協などの実行委員会は6月21日、嘉手納基地包囲行動を実施し、周囲17・4キロを人間の輪で完全に包囲した。激しい雨の中、主催者発表で2万5千人が参加。
157 パイン缶危機 円高で市場競争力が低下した県内パイナップルは、関税貿易一般協定(ガット)自由化勧告寸前で、農家にショックを与えた。自由化の不安を抱え、年を越す。
158 白旗の少女 1フィート上映会で沖縄戦末期に白い旗を掲げて投降した少女が深い感銘を与え、その少女であると比嘉富子さんが10月19日に名乗り出た。
159 県内初のエイズ患者 エイズの患者が6月16日、県内で初めて確認された。
160 沖縄本島で金環食 月が太陽を覆い、ふちだけがリング状に見える「金環食」が9月23日、沖縄の空で繰り広げられた。国内では29年ぶり。今世紀最大の金環食とあって県外から多くの天文ファンが訪れた。

1988年

161

吹き荒れた軍事演習

金武町の住宅街で流弾が見つかったほか、飲料水用ダムで7年ぶりの演習強行、NBC(核、生物、化学)訓練も相次いだ。
162 那覇市汚職 那覇市発注の公共工事に関する贈収賄事件で、県警は、市の幹部2人を収賄、業者代表ら3人を贈賄の容疑で逮捕した。
163 沖縄電力民営化 沖縄電力は10月1日、沖縄開発特別措置法の一部改正に伴い、政府の特殊法人としての経営形態に終止符を打ち、民営化した。
164 バスガイド35歳定年

バスガイドの女性が2月、会社の定める35歳定年は納得できないと、那覇地裁に地位保全の仮処分を申請。男女雇用機会均等法施行後の初の訴訟で全国的にも関心を集める。

165 1フィート運動 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会の中村文子事務局長ら5人が6月、米ニューヨークの国連軍縮会議に参加し、沖縄の命どぅ宝、反戦の心を訴えた。
166 各種行事中止 9月19日、天皇陛下が吐血、ご重体となった。全国的に自粛が広がり、10月の那覇まつりなどが次々と中止になった。
167 殺人事件 暴力団員の男ら5人が仲間の男性を集団で暴行し、殺害。県内犯罪史で例を見ない凶器事件といわれた。
168 沖水が夏4強、国体V 高校野球で沖縄水産が10月の京都国体に優勝。8月の夏の甲子園では、1968年の興南以来、20年ぶりのベスト4に進出した。
169 沖縄トラフに熱水鉱床 日本と西ドイツの合同調査船が6月下旬、伊是名沖の約1400メートルの海底から熱水鉱床を採取。銀や水銀などを多く含むことが分かった。
170 フリーゾーン開設 沖縄だけに認められた自由貿易地域那覇(フリーゾーン)が那覇空港近くに設置され、7月1日に運用を始めた。企業立地の促進と貿易振興を目指す。

1989年

171

米水爆搭載機水没

沖縄近海の太平洋上で1965年12月、空母から水爆搭載の艦載機が転落、水没していたことが、米海軍機密資料で5月に明らかになった。政府の調査で放射能の異常値は検出されず。

172 情報公開に待った

那覇市は9月、市民から請求のあった自衛隊那覇基地の対潜水艦戦作戦センター関係資料の全面公開を決定。国は防衛上の秘密として那覇地裁へ決定取り消しを求め、提訴した。

173 交通事故死90人台 交通事故による死亡者が7年ぶりに90人を上回った。12月24日現在で92人。高校生では前年より10人多い18人が犠牲になった。
174 難民船、漂着 8~10月、ベトナム北部や中国福建省から船6隻で960人の難民が相次いで漂着した。偽装難民の不法入国など国内に影響を与えた。
175 基地強化 恩納村の都市型戦闘訓練施設建設で米軍は県警機動隊に警備要請し、反対する住民を排除した。県道104号越え実弾砲撃演習は12回で過去最多だった。
176 宮古―東京直行便 宮古地域の住民の念願だった、宮古―東京の直行便が7月22日就航した。
177 新石垣空港、白保断念

県は4月26日、新石垣空港の建設予定地を白保海岸から4キロ北側のカラ岳東海岸に移す見直し案を発表した。貴重なアオサンゴ群落の保全を求める動きから白保海上案を断念。

178

朝日サンゴ事件

朝日新聞のカメラマンが西表島崎山湾のアザミサンゴに「KY」の文字を自ら彫りながら、落書きがあったように写真記事をねつ造したことが5月に発覚した。
179 戦争マラリア犠牲者 沖縄戦でマラリア有病地帯に強制的に疎開させられたマラリア犠牲者の国家補償を求める援護会が5月、八重山で発足した。
180 連合沖縄が誕生 日本労働組合総連合会の地方組織「連合沖縄」が11月30日発足した。組織労働者の3分の2に当たる約4万8千人が結集した。初代会長に神山操氏。

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■1990年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

1990年

181

12年ぶり革新県政

11月18日の知事選で革新統一の大田昌秀氏が保守系無所属で4期目を狙った西銘順治氏に3万票の大差で、初当選を果たした。革新県政は12年ぶりとなった。
182 暴力団抗争、市民巻き添え

9月、暴力団の内部対立が表面化。組織が二分され、全面抗争に入った。高校生と警察官2人が巻き添えになるなど計6人が死亡した。12月「暴力団追放県民会議」結成。

183

沖水、夏の甲子園準V

8月の高校野球夏の甲子園で沖縄水産が県勢初の準優勝に輝いた。栽弘義監督のもと投攻守にバランスが良かった。決勝では天理に0-1と惜敗した。
184 乱開発と地価高騰

県の調査で、県内の平均地価は1平方メートル当たり住宅地が4万6300円、商業地が26万円。全用途平均で4・4%上昇、恩納村の住宅地で15・9%急騰。リゾート開発が影響した。

185 慰霊の日、休日

「慰霊の日」の県職員の休日廃止は、2月県議会で廃案に。県は休日存続のための「特例」を設けるよう国に要請した。海部俊樹首相は歴代首相で初めて沖縄全戦没者追悼式に出席。

186 世界のウチナーンチュ大会 「沖縄人―その広がりを求めて」をテーマに、世界のウチナーンチュ大会が8月23~26日にあり、19カ国から2000人が「帰郷」し、交流を深めた。
187 新石垣空港問題の波紋 11月の国際自然保護連合総会で新石垣空港の建設で白保周辺の貴重なサンゴが死滅するとして建設反対の決議書を採択。県は予定地の見直しを決めた。
188 米軍基地の転機 6月の日米合同委員会で在沖米軍17施設の返還合意を発表。ただ1000ヘクタールで県内全体の4%に過ぎず、県民には不満が残る内容となった。
189 久高島のイザイホー中止

知念村久高島で12年に1度のイザイホーが中断。30~41歳の女性(ナンチュ)がノロを頂点とする集団に入る儀式だが、過疎化で新しく入るナンチュのいないことが理由。

190 県庁舎完成 3年5カ月と、215億円を投じた県庁舎行政棟が1月26日完成した。地上14階で77・5メートルは県内一の高さ。向かいの久茂地再開発ビルは91年3月に完成する。

1991年

191

初の県出身大臣

11月発足の宮沢喜一内閣で、那覇市出身で全国比例の伊江朝雄参院議員が沖縄開発庁長官に就任、沖縄出身では初の大臣となった。
192 湾岸戦争と基地沖縄

前年8月の湾岸危機以来、沖縄から兵員や物資が中東へ送られた。軍事車両は砂漠対応でベージュに塗られ、弾薬を積んだトラックが国道を走り、那覇軍港に運び込んだ。

193 初の女性副知事

尚弘子副知事が8月20日就任し、県内初、全国で2番目の女性副知事となった。那覇地裁に大城光代所長、沖縄タイムスに由井晶子編集局長が誕生するなど話題を呼んだ。

194 全国植樹祭会場は糸満市

全国植樹祭の会場が糸満市に決定。前県政で名護市に内定したが、大田昌秀県政が樹木伐採などを問題視し、糸満市に変更。北部市町村会は行政の継続を求め、反発した。

195 沖水、沖尚の活躍 高校野球の夏の甲子園で沖縄水産が2年連続の準優勝。3月の全国高校柔道選手権では超高校級の真喜志慶治を擁する沖縄尚学が県勢に初優勝をもたらした。
196 「慰霊の日」休日に 3月16日の参院本会議で地方自治法の一部改正案が賛成多数で可決されたことを受け、県議会は6月23日の慰霊の日を休日にすることを正式に決めた。
197 暴力団に5億円請求

9月、暴力団組長の組員に対する「使用者責任」を問い、5億円の損害賠償を求める全国初の訴訟が提起された。組事務所の使用差し止めを求める訴訟なども起こされた。

198 ゴミ元年 「ゴミ減量、資源化」作戦が各地で展開された。まさに「ゴミ元年」。那覇市では6月、エコロジカルフェスティバルが開かれた。
199 台湾列車事故 11月15日、台湾北部で起きた列車同士の衝突事故で、今帰仁村役場の課長ら県人4人を含む33人が犠牲となった。
200 県情報公開条例 県議会12月定例会で、県の情報公開条例案を可決。翌年7月1日施行で、全国37番目。県民の知る権利を明確に規定している。

1992年

201 復帰20年、3次振計決定 県と政府の復帰20年記念式典が沖縄と東京で開催された。9月に第三次沖縄振興開発計画が決定。21世紀に向けた振計がスタートした。
202

首里城復元

首里城公園が11月3日開園し、中核施設として復元された首里城正殿が姿を現した。沖縄戦で全焼した首里城正殿の復元工事は87年から進められていた。
203 新石垣空港、宮良案 大田知事は11月26日、新石垣空港の建設場所として環境に配慮し、西銘前県政のカラ岳東案を破棄し、宮良案を選定したと発表した。
204 指定暴力団に指定 暴力団対策法が3月施行され、1990年から抗争を続ける県内2団体も指定暴力団の指定を受けた。8月13日には組脱退を妨害したとして県内で初の法適用もあった。
205 西表島地震 西表島群発地震が9月17日から活発化。震度5を6回観測。建物にひびが入り、民家の石積みが崩れるなど被害。高齢者や子どもが避難する騒ぎとなった。
206 中学生の集団暴行 県内で少年による集団暴行などの深刻な問題が露呈した。
207 平仲、世界王者

平仲明信が4月11日のWBAジュニアウエルター級タイトルマッチでTKO勝ち、県内ジムから初めての世界王者となった。県出身では7人目。9月の初防衛戦でタイトルを失う。

208 参院選、革新が当選

7月26日の参院沖縄選挙区で革新統一の島袋宗康氏が保守の前職で3期目を狙った大城真順氏を僅差で破り、初当選した。革新は真喜屋真栄氏と沖縄選挙区の2議席独占。

209 PKO部隊、那覇を経由 戦後初めての自衛隊の海外派遣となる、カンボジアへの国連平和維持活動(PKO)で、沖縄は中継地となった。大田知事らは「遺憾」のコメントを発表。
210 知念選手が五輪「銅」

石川市出身の知念孝がバルセロナ五輪体操で団体総合3位、銅メダルに輝いた。県出身では初のメダル。大阪出身で興南高卒の松永政行も団体と種目別平行棒で2個の銅メダル。

1993年

211

上原氏が開発庁長官

8月発足の細川護煕内閣で上原康助氏が沖縄開発庁長官に就任した。県選出国会議員では初、県出身では伊江朝雄氏に次ぐ2番目。北海道開発庁と国土庁長官を兼務する。

212 全国植樹祭

第44回全国植樹祭が4月25日糸満市で開かれた。式典に出席するため天皇・皇后両陛下が23~26日に沖縄を訪問、平和祈念堂で130人の沖縄戦の遺族に哀悼の意を表した。

213 西銘陣営にヤミ献金 西銘順治衆院議員の後援団体などが脱税の罪に問われている業者から知事選のあった90年に3500万円のヤミ献金を受けたことが発覚した。
214 ウリミバエ県内全域で根絶 沖縄農業の発展を阻害していた特殊病害虫ウリミバエの最後の生息汚染地域となった八重山で根絶が確認された。根絶事業に170億円を投じ、延べ32万人を動員した。
215 宮古、八重山も民放TV 宮古、八重山の両地域で12月16日、琉球放送、沖縄テレビの放映が始まった。海底光ファイバーと電波で地域全体をカバーする仕組みになっている。
216 衆院選で保守3議席 7月18日の衆院選で保守の西銘順治、仲村正治、宮里松正の3氏が当選。初の3議席を獲得した。革新は上原康助氏、古堅実吉氏が当選した。
217 大河ドラマに「琉球の風」 NHK大河ドラマ「琉球の風」が1月10日スタート。王朝時代の沖縄を舞台に、人々の波乱の満ちた運命を描いた。「方言でないので違和感」といった評価も。
218 大型台風直撃 台風13号が9月1~3日、沖縄を襲った。県内3万戸で停電、旧盆の県民生活を混乱に陥れた。沖縄本島で2人が死亡。久米島を中心に家屋や農作物の被害が広がった。
219 会社社長を特別背任で逮捕 29億円を自らの関連する会社にまた貸した特別背任の容疑で、県警は10月、会社社長の男を逮捕した。
220 尚家文化財を寄贈 尚家22代当主の尚裕氏は12月、尚家が継承する古文書や伝統工芸品など1200点を那覇市に寄贈すると発表した。琉球史の研究が深まると期待の声が高まった。

1994年

221

宝珠山長官が共生発言

防衛施設庁の宝珠山昇長官が9月9日、県内での記者会見で「沖縄は基地と共生、共存する方向に変わってほしい」と発言。県内の反発を招き、村山富市首相が謝罪する事態に。

222 平和の礎、刻銘作業に着手 戦後50年事業の柱となる平和の礎への刻銘対象者が、県の調査で23万2971人に上ることが判明。刻銘に必要な作業が始まった。
223 厚生年金格差で閣議決定

政府は3月18日、沖縄の厚生年金への特別措置を盛り込んだ国民年金法の改正案を閣議決定した。米施政権下にあったことから加入期間が短く年金額の少ない沖縄への特例。

224 嘉手納爆音訴訟で判決

嘉手納基地周辺の住民が国に米軍機の夜間飛行差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、那覇地裁沖縄支部は2月24日、夜間飛行差し止めを退けた。過去分の賠償は認めた。

225 知事選で大田氏再選

10月20日の知事選で、現職の大田昌秀氏が保守系の元副知事、翁長助裕氏に11万票の大差をつけて再選を果たした。投票率62・54%で知事選では初めて70%を下回った。

226 名護で子ども3人行方不明 名護市に住む子ども3人が12月18日から行方不明となり、捜索が続いている。
227 琉球バス、倒産 県内バス業界トップの琉球バスが2月22日、那覇地裁に会社整理を申請し、事実上倒産した。負債総額は110億円で、県内では過去4番目の大型倒産となった。
228 台風相次ぐ 8~10月に大型台風が宮古、八重山を中心に3度襲来。8月7日に与那国島で最大瞬間風速70・2メートルを記録、住宅の全壊18戸で、国と県が災害援助法を適用した。
229 漁船37日漂流

沖縄のマグロはえ縄漁船「第一保栄丸」が37日間の漂流の後、フィリピンのミンダナオ島沖で救助された。浦添市の船長とフィリピン人の乗員8人は無事で、奇跡の生還を果たした。

230 真喜志が柔道V 真喜志慶治(沖尚―天理大)が11月17日の嘉納杯国際柔道大会無差別級で初優勝を飾った。

1995年

231 知事が代理署名拒否 大田知事は9月28日、米軍用地強制使用の手続きの一つ代理署名を拒否すると表明した。村山富市首相は12月7日、職務執行命令請求訴訟を提起した。
232

米兵暴行、総決起大会を開催

沖縄本島北部で9月、米兵による暴行事件が発生。米軍人による暴行事件を糾弾し、地位協定見直しを要求する県民総決起大会が10月21日開催され、8万5千人が参加した。

233 「平和の礎」除幕 慰霊の日の6月23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園に沖縄戦で没した23万4183人の氏名を刻んだ「平和の礎」が除幕された。沖縄戦終結50周年記念事業の一環。
234 伊良部町長ら逮捕 前年9月の伊良部町議会議員選挙で、金を受け渡して無投票選挙に持ち込んだとして、公選法違反の疑いで町長、議長、町議を含む計27人が逮捕された。
235 軍転法が成立 返還軍用地の跡利用を促進する駐留軍用地特措法(軍転法)が5月の国会で成立、6月20日施行された。
236 戦争マラリア補償

八重山地域の戦争マラリア遺族補償問題は12月、沖縄開発庁予算にマラリア慰謝事業費3億円が盛り込まれた。「もう一つの沖縄戦」と言われた問題に区切りがついた。

237 世界のウチナーンチュ大会

「海を越え、言葉を越えて」をテーマに、第2回世界のウチナーンチュ大会が11月16日から4日間、開催された。25カ国から約4000人が参加した。11イベントを展開した。

238 琉球朝日放送が開局 県内3局目の民放テレビ「琉球朝日放送(QAB)」が10月1日に開局した。施設、人員などを琉球放送(RBC)が支援し、「1局2波」に近い全国初の放送形態。
239 情報公開訴訟で那覇市勝訴

那覇市の海上自衛隊那覇基地「対潜水戦作戦センター建設」資料の公開決定に対し、国が取り消しを求めた訴訟で、那覇地裁は3月28日、那覇市全面勝訴の判決を言い渡した。

240 琴椿引退、阿嘉は十両 県出身で大相撲の琴椿が4月、19年間の現役生活に別れを告げ、引退した。最高位は前頭三枚目。一方、阿嘉(若ノ城)が十両に昇進した。

1996年

241

普天間飛行場返還に合意

日米両政府は4月12日、宜野湾市の普天間飛行場を移設条件付きで5~7年で全面返還することに合意した。橋本首相は代替施設に「撤去可能な海上ヘリポート」を提案した。

242 基地問題で県民投票 米軍基地の整理・縮小と日米地位協定見直しの賛否を問う全国初の県民投票が9月8日に行われ、賛成が約48万票で投票総数の89%に達した。
243 代理署名訴訟で敗訴 米軍用地の強制使用手続きを巡る代理署名訴訟で、最高裁は8月28日、知事敗訴の判決を言い渡した。駐留軍用地特措法を事実上合憲とする初の司法判断。
244 名護で中学生拉致 名護市の農道で6月、中学生が2人組の男に連れ去られ、県警は捜査への協力を呼び掛ける新聞広告を掲載するなど懸命な捜索活動を続けた。
245 モノレール着工

県内で戦後初の鉄軌道となる沖縄都市モノレール事業の起工式が11月26日、那覇市の田原交通前広場で開かれた。構想から24年で実現に向けて動き出した。2003年の開業を目指す。

246 又吉氏に芥川賞 又吉栄喜氏の「豚の報い」が第14回芥川賞に選ばれた。県出身では大城立裕氏、東峰夫に次ぐ3人目。復帰後初の受賞となった。
247 玉那覇有公氏 人間国宝に

紅型の玉那覇有公氏が5月、県内2人目の人間国宝(国の重要無形文化財紅型保持者)に認定された。紅型三宗家の一つ城間家の城間栄喜氏に師事し、研さんを積んだ。

248 県「国際都市形成構想」 県の国際都市形成構想が11月11日に正式決定。国際都市沖縄を目指し、地域特性を生かした平和交流、技術協力、経済・文化交流を基本方針とした。
249 新制度の衆院選

衆院選は10月20日、小選挙区比例代表並立制で実施、県内14人が立候補。1区白保台一、2区仲村正治、3区上原康助、九州比例で古堅実吉、下地幹郎、嘉数知賢の6氏が当選した。

250 暴力団会長に使用者責任

1990年の暴力団抗争で敵対する組員と間違われ射殺された高校生の両親が暴力団の会長を相手に損害賠償を求めた訴訟で那覇地裁は10月23日、組織トップの使用者責任を認めた。

1997年

251

名護市民投票

普天間飛行場移設に伴う海上ヘリ基地建設の是非を問う名護市民投票が12月21日投開票され、反対が賛成を上回った。比嘉鉄也市長は同24日、海上基地受け入れを表明、辞任した。

252 米軍用地特措法改正 使用期限後も米軍用地の暫定使用を可能にする米軍用地特措法の改正案が可決され、5月14日期限切れの在沖米軍12施設の継続使用が可能になった。
253 「対馬丸」53年ぶり確認

沖縄戦直前の1944年8月、鹿児島県の悪石島近海で米軍の攻撃で沈没した学童疎開船「対馬丸」が12月12日、水深870メートルの海底で確認された。科学技術庁が調査した。

254 全県FTZ県案

県は11月4日、国際都市形成へ向けた新たな産業振興策の県案を決定した。2005年のめどに全県自由貿易地域(FTZ)の導入を目指す。法人税率軽減などの要望も盛り込んだ。

255 県道越え演習終止符

日米特別行動委員会(SACO)合意で、県道104号越え実弾砲撃演習を県外へ移転した。金武町では射程距離の短い迫撃砲や小銃の射撃が激しくなったと指摘が出た。

256 知念さん女流本因坊に 平良市出身で囲碁の知念かおりさんが、第16期女流本因坊の座を獲得した。プロを目指して上京してから8年で日本一の女流囲碁棋士となった。
257 目取真さんに芥川賞 目取真俊さんの「水滴」が芥川賞下半期の受賞作に選ばれた。又吉栄喜さんに続いて県内から2年連続の受賞となった。
258 吉元副知事の再任案を否決

県議会は12月22日の最終本会議で、吉元政矩副知事の再任案を否決した。与党の足並みが乱れ、「与党の完全一致」を条件とした中立・野党会派の同意を得られなかった。

259 政財界の重鎮、逝く 初の公選主席、初代知事を務めた屋良朝苗氏が2月14日、復帰運動に貢献した喜屋武真栄氏が7月16日、産業振興に尽力した宮城仁四郎氏が12月20日になくなった。
260 デイケアで「不正」 高齢者デイケアで対象外の「元気な高齢者」を集める現状が浮き彫りとなり、市町村が実態調査に乗り出した。対象外は6割以上に上った。

1998年

261

稲嶺恵一氏が当選

11月15日の知事選で、県経営者協会特別顧問の稲嶺恵一氏が3期目を目指した大田昌秀氏に大差をつけ、初当選を果たした。政府との信頼関係を訴え、景気回復に期待が集まった。

262 大田知事が海上ヘリ基地反対 大田昌秀知事(当時)は2月6日、米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古沖の海上ヘリ基地に正式に反対を表明した。名護市民投票の結果を尊重した。
263 不況深刻 県内の完全失業率は8月に9%を上回り、過去最悪となった。不況の長期化は深刻で、金融機関の不良債権問題が全国同様に景気に影を落とした。
264 改正沖振法が成立

特別自由貿易地域(FTZ)制度の創設など税制優遇措置を盛り込んだ沖縄振興開発特別措置法の改正案が国会で成立し、4月1日に施行された。県の国際都市形成構想を後押し。

265 嘉手納爆音訴訟、上告断念 嘉手納爆音訴訟の控訴審判決が5月22日、言い渡され、賠償額を増額したが、夜間などの飛行差し止めを認めなかった。原告と国の双方は上告を断念した。
266 サンゴ白化 梅雨時に各地で平年の2倍前後の雨が降った。台風1号の発生は7月9日と最も遅く、海水温の上昇が原因とみられるサンゴの白化現象が広がった。異常気象が続いた。
267 4市で新市長が誕生 統一地方選の年で、27の市町村長選、42の市町村議選があり、名護、沖縄、具志川、石川の4市で新市長が誕生した。女性議員の躍進も目立った。
268 那覇軍港の浦添移設動く

24年も宙に浮いたままの那覇軍港の浦添移設問題は浦添商工会議所の提言をきっかけに大きく動いた。軍港を移設し、西海岸開発にかかる膨大な資金を国から引き出す狙い。

269 教育現場で不祥事 教職員の懲戒処分が10件と過去最悪。生徒へのわいせつ、飲酒運転ひき逃げ、入試での金銭授受など次々と発覚した。不祥事で県民の信頼を損ねた。
270 織物の宮平さん人間国宝 首里の織物の宮平初子さんが人間国宝(国の重要無形文化財首里の織物保持者)に認定された。県内から金城次郎さん、玉那覇有公さんに次いで3人目。

1999年

271

沖尚、甲子園V

春の選抜高校野球で、沖縄尚学が春夏通じて県勢初の甲子園制覇を果たし、念願の紫紺の優勝旗を持ち帰った。沖尚は九州4強入りで31年ぶりの出場だった。
272 普天間移設問題

稲嶺知事は11月22日、普天間飛行場の移設先として名護市辺野古沿岸域を選定した。政府シナリオに沿った選定と批判が高まった。名護市議会は移設促進決議を可決した。

273 沖縄サミット決定 政府は4月29日、翌年7月のサミット(主要国首脳会議)の首脳会議を沖縄で開催すると発表した。稲嶺知事は「沖縄の独自性を世界にアピールできる」と歓迎した。
274 首里城など世界遺産に推薦 6月、首里城跡など9つの遺跡・名勝が「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦された。
275 資料館展示内容変更 翌年3月オープン予定の新平和祈念資料館の展示で、県が日本軍の残虐性を薄める形で内容を変更していた問題が8月に発覚した。最終的に変更前の案に戻した。
276 不況長期化 県内海運最大手の有村産業が6月、会社更生法適用を申請した。負債総額は約300億円。山形屋は8月に閉店。琉球銀行は9月、400億円の公的資金を導入した。
277 空港新ターミナル

那覇空港の国内線ターミナルビルの運用が5月26日始まった。従来の2・7倍の広さに。県外と離島路線のビルを統合。12月には国内線では初めて沖縄型特定免税店がオープンした。

278 ラムサール条約に漫湖

那覇市と豊見城市にまたがる漫湖が5月、国際的に貴重な湿地の保全を目指すラムサール条約に登録された。シギ、チドリ類など渡り鳥の越冬、休息地として重要と評価された。

279 米軍機の事故

4月19日、CH53ヘリが国頭村沖に墜落、乗員4人が死亡。6月4日、嘉手納基地でハリアー攻撃機が墜落炎上した。東村、渡名喜村、嘉手納弾薬庫地区に米軍機が不時着した。

280 与那嶺貞さん人間国宝 沖縄の伝統的な染め織り技法を伝える「読谷山花織」の与那嶺貞さんが5月、人間国宝(国の重要無形文化財保持者)に認定された。県内で4人目。

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■2000年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

2000年

281

沖縄サミット

7月21日から3日間、名護市の万国津梁館を会場に沖縄サミットが開かれた。8カ国の首脳たちが新世紀の世界像を議論した。日本の地方都市では初めての開催となった。

282 グスク群世界遺産に

沖縄を代表する9つの遺跡・名勝が「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」として12月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。首里城跡、今帰仁城跡など。

283 新石垣空港建設地を決定

県は4月、新石垣空港の建設地をカラ岳陸上案に正式決定した。1976年の計画策定から3度にわたる予定地変更を経た。できるだけ海岸域に近づけないと提言があった。

284 中学生が覚醒剤 女子中学生の覚醒剤使用が2月と9月に発覚。薬物汚染の低年齢化が社会問題になった。少年犯罪も多発した。
285 平和の礎で米大統領演説

沖縄サミットで来県したクリントン米大統領は7月21日、糸満市の平和の礎で、県民に向けて演説。「沖縄における私たちの足跡を減らすために努力する」と述べた。

286 那覇で32年ぶり保守市政

11月12日の那覇市長選で、保守系の翁長雄志氏が、革新系の堀川美智子氏を破り、初当選した。自民、公明、経済界の強力な支援で、32年ぶりの保守系市長が誕生した。

287 人間国宝に3人

人間国宝に琉球古典音楽の島袋正雄さん、照喜名朝一さん、芭蕉布の平良敏子さんが認定された。県内では7人目で、地域別で東京、京都に次いで3番目の多さになった。

288 ジュゴン保護を勧告

国際自然保護連合(IUCN)は10月、沖縄本島周辺海域に生息するジュゴンと、やんばるの固有種ヤンバルクイナとノグチゲラの保全を決議し、日米両政府に勧告した。

289 初の女性国会議員 6月の衆院選で、沖縄3区の新人で元副知事の東門美津子氏が初当選し、沖縄から初の女性国会議員が誕生した。
290 移民100周年

沖縄から初の海外移民が米ハワイに上陸してから100周年。1月8日にハワイで記念式典があり、2000人が参加した。カナダでも9月に移住100周年を迎え、節目を祝った。

2001年

291

テロで沖縄旅行に影響

9月11日の米同時多発テロの影響で、米軍基地の集中する沖縄への観光が敬遠された。予約のキャンセルは24万人以上となった。国や県は「だいじょうぶさぁー沖縄」を展開。

292 失業率過去最悪の9・4% 9月の完全失業率は過去最悪の9・4%。10月も9・3%と厳しい状況が続いた。中小企業が廃業に追い込まれるなど就業者の減少傾向が鮮明となった。
293 米軍関連事件が多発

米兵によるわいせつ、連続放火事件が相次いで発生。在沖米軍トップの四軍調整官が知事を中傷するメールを部下に送っていたことも判明した。6月には女性暴行事件も起きた。

294 台風16号本島直撃 9月上旬に直撃した台風16号は停滞と迷走を繰り返し、11日間にわたって沖縄地方を暴風雨に巻き込んだ。県内各地で浸水や土砂崩れ、停電、断水などの被害。
295 ハンセン病訴訟 沖縄愛楽園と宮古南静園の2療養所がある県内から全国最多の原告が参加したハンセン病訴訟で、熊本地裁は5月11日、らい予防法を違憲と判断した。
296 ゴルフで県勢活躍

アマで東北福祉大の宮里優作が日本アマを制し、日本オープンでもベストアマに輝いた。妹の藍も日本女子オープンでベストアマ。屋部中3年の諸見里しのぶも活躍。

297 瀬長、西銘さん死去

沖縄人民党書記長、那覇市長などを務め、かめさんの愛称で親しまれた瀬長亀次郎さんが10月5日、保守のリーダー的存在だった西銘順治さんが11月10日に死去した。

298 那覇市情報公開訴訟で国敗訴

海上自衛隊那覇基地の対潜水艦作戦センター建設の資料をめぐり、国が那覇市の情報公開決定の取り消しを求めた訴訟の上告審で、最高裁は7月13日、国の上告を棄却した。

299 高校生躍動

西原のマーチングバンド部がドイツでの世界大会を完全制覇。国体で女子ハンドボールの陽明と那覇西が中心の沖縄代表が優勝。春の甲子園で宜野座がベスト4に進出した。

300 内閣府に統合 省庁再編で、沖縄開発庁は廃止され、内閣府沖縄担当部局へ移行した。沖縄担当部局は沖縄開発庁と1996年設置の南西審議室沖縄問題担当室を統合した。

2002年

301

普天間代替「埋め立て」で合意

普天間飛行場移設に伴う代替施設協議会が7月29日開かれ、埋め立て方式で滑走路2000メートルの軍民共用空港を建設することで国、県、名護市が基本合意した。
302 雇用不安続く

完全失業率は9月に9・4%と過去最悪に並んだ。ダイエーグループが6店舗を閉店。沖縄オーシャンビューホテルは閉鎖。日本たばこ産業と沖縄石油精製の撤退も決まった。

303 泡瀬埋め立て着工 中城湾港泡瀬地区埋め立て事業の海上護岸工事が始まった。環境保全策や土地利用の妥当性など事業そのものの実効性に地元でも賛否が分かれている。
304 稲嶺知事、歴史的圧勝 11月17日の知事選で、現職の稲嶺恵一氏が、大田県政で副知事を務めた吉元政矩氏に21万票差の歴史的圧勝で、再選を果たした。
305 新沖縄振興法が成立

2002年度から10年間の沖縄振興の指針となる沖縄振興特別措置法が3月29日に国会で成立した。4月1日の施行。沖縄の自立的発展を目標に新たな沖縄振興のスタートとなった。

306 米軍関係の事件事故

「急使」の身分を持つ米兵が窃盗容疑で逮捕され、身柄拘束が議論となった。7月には名護市内のパイン畑に銃弾が飛んできた。海兵隊少佐による女性暴行未遂事件も起きた。

307 廃棄物最終処分場問題 火災のあった平良市の産業廃棄物最終処分場周辺からダイオキシン類などが検出された。11月には具志川市の最終処分場で違法行為が発覚。
308 ゴルフで県勢活躍

釜山アジア大会のゴルフ競技で、県出身3選手が金、銀、銅の計4つのメダルを獲得。宮里藍は女子個人で金、上原彩子も出場した団体で銀。男子の宮里優作は団体で銅だった。

309 久米島町誕生 久米島の具志川、仲里の両村が合併し、久米島町が4月1日に誕生した。県内では28年ぶりの市町村合併となった。人口は9500人。
310 オリオン、アサヒと業務提携 オリオンビールとアサヒビールは8月、包括的な業務提携で合意した。アサヒはオリオン株の10%を取得し、筆頭株主となった。

2003年

 
311

モノレール発進

那覇空港駅と首里駅を結ぶ沖縄都市モノレール社の「ゆいレール」が8月10日に開業した。構想から32年目で、全15駅の12・9キロを27分で結ぶ定時定速の公共交通機関が誕生した。

312 死体遺棄で少年3人を逮捕 6月、沖縄本島中部の墓地で中学生が殺害された。県警は中学生ら3人を殺人と死体遺棄の容疑で逮捕した。
313 台風14号、宮古で猛威

台風14号は最大瞬間風速74・1メートルと復帰後最悪の猛威を振るった。宮古島は36時間、暴風雨にさらされた。死者1人、重軽傷者96人のほか、家屋や建物に被害が出た。

314 長寿危機

沖縄県男性の平均寿命が全国4位から26位に急落した。医療関係者や県、経済団体でつくる健康おきなわ2010推進県民会議は1月、「長寿の危機緊急アピール」を決議した。

315 宮里藍プロツアー初優勝 ゴルフの宮里藍が日本女子アマ、日本ジュニアを制したほか、アマでは30年ぶり、史上最年少でプロツアー優勝の快挙を成し遂げた。10月にはプロ転向を宣言した。
316 自衛官爆死 8月、那覇市内の資材置き場で空自の自衛官が対戦車ロケット弾の取り扱いを誤り、爆死した。自衛官の自宅からロケット弾4発が見つかった。
317 宜野湾市長逮捕 2001年7月の宜野湾市長選に絡む違法献金事件で、県警は3月、現職市長を公選法違反と、政治資金規正法違反の容疑で逮捕した。辞職に伴う4月の市長選で伊波洋一氏が当選。
318 高校生の活躍

全国高校総体で陸上男子400メートルリレーの中部商業が日本一。ハンドボール男子の興南は春の選抜大会に続く全国2冠、重量挙げ団体の豊見城は史上5校目の2連覇を達成した。

319 大学院大学、恩納村に決定

内閣府は4月、沖縄科学技術大学院大学の建設予定地を恩納村の谷茶・南恩納地区に決定。12月末に整備法人の準備費など29億円を次年度予算に盛り込み、事業化した。

320 衆院選で最多の7人当選 11月9日の衆院選で、1区白保台一、2区照屋寛徳、3区嘉数知賢、4区西銘恒三郎、比例で仲村正治、赤嶺政賢、東門美津子と県内最多の7氏が当選。

2004年

321

沖国大に米軍ヘリ墜落

8月13日、普天間飛行場のCH53ヘリが沖縄国際大学の本館に衝突し、墜落炎上した。米軍が現場一帯を占拠した。9月12日の宜野湾市民大会に3万人が参加し、抗議した。

322 宮里藍、プロで活躍

プロ1年目の宮里藍が年間5勝。最終戦まで賞金女王を争う活躍を見せた。獲得賞金は10代で初めて1億円を突破。アマでは宮里美香が日本女子アマを大会史上最年少で制した。

323 自治体の財政危機

国・地方財政の三位一体改革が始まり、自治体の財政危機が表面化した。自治体は国の緊縮財政や急激な方針転換に反発。財政悪化を先送りしてきた自治体側の責任も問われた。

324 自公、反自公の構図 県議、参院、那覇市長の3選挙で、自民と公明に対し、「反自公」の構図が鮮明になった。
325 辺野古沖ボーリング調査

普天間飛行場の移設に向け、那覇防衛施設局は9月9日、名護市辺野古沖でのボーリング調査に着手した。4月19日に調査を試みて以降、反対する住民らは座り込み阻止行動を展開。

326 新石垣空港予算内示 新石垣空港整備事業が2005年度予算案に盛り込まれた。条件だった地主の同意書を百%取り付け、事業化に大きく動き出した。
327 国立劇場おきなわ

国立劇場おきなわが1月18日、浦添市勢理客で開場した。2000年に着工。敷地面積2万4000平方メートル。工事費108億円。全国6番目の国立劇場で、東京と大阪以外では初めて。

328 台風最多15個接近 平年の7個の2倍以上、15個の台風が沖縄地方に接近し、年間の最多記録を更新した。死者1人、負傷者36人のほか、道路や港湾の決壊など被害が出た。
329 宮古農林に水のノーベル賞

宮古農林高校環境班が8月17日、水のノーベル賞と呼ばれるストックホルム青少年水大賞をアジアから初めて受賞した。優しい有機肥料「バイオ・リン」の研究開発が評価された。

330 都市型訓練施設着工 金武町のキャンプ・ハンセンで5月、都市型戦闘訓練施設の建設が始まった。集落に近いことから稲嶺知事や県議会も反対を表明した。

2005年

331

沿岸案で合意

日米両政府は10月29日、普天間飛行場の移設先を従来の名護市辺野古沖から見直し、キャンプ・シュワブ沿岸部で合意した。稲嶺知事「絶対に容認できない」岸本名護市長「論外」

332 うるま市・宮古島市の誕生 具志川、石川、勝連、与那城の4市町が合併したうるま市が4月1日、平良、城辺、伊良部、上野、下地の5市町村が合併した宮古島市が10月1日に誕生した。
333 藍6勝、2年連続1億円 女子ゴルフの宮里藍が国内ツアーで年間6勝、獲得賞金は2年連続で1億円を突破した。入場者記録の大幅更新に貢献するなどゴルフ界を沸かせた。
334 アスベスト被害 6月以降、アスベスト(石綿)による中皮腫や肺がんなどの健康被害が次々と発覚。元米軍基地従業員や県外での出稼ぎ労働者から被害の訴えが相次いだ。
335 衆院選7氏当選 9月11日の衆院選で、1区下地幹郎、2区照屋寛徳、3区嘉数知賢、4区西銘恒三郎、比例で仲村正治、赤嶺政賢、安次富修の前回と並ぶ最多7氏が当選した。
336 八重山商工、選抜「当確」

11月の高校野球秋季九州大会で、八重山商工が準優勝し、春の選抜大会出場を確実とした。島内の少年野球経験者らで構成。伊志嶺吉盛監督の一貫した指導が実を結んだ。

337 「都市型」反対運動

金武町のキャンプ・ハンセンの都市型戦闘訓練施設に隣接する伊芸区の住民を中心に建設に反対する運動が県全体に拡大した。7月19日の緊急抗議県民集会には約1万人が集まった。

338 ダイエー完全撤退

ダイエーの経営再建に伴い、県内のダイエー那覇、浦添の両店が11月30日で閉店した。1975年の進出以来、ピーク時に5量販店、7食品スーパーを展開したが、完全撤退となった。

339 興南ハンド全国3冠 高校男子ハンドボールで、興南が選抜、総体、国体と優勝し、県勢初の全国3冠を達成した。黒島宣昭監督の手腕と選手の心技体がかみ合った。
340 城間德太郎さん人間国宝 「組踊音楽歌三線」が国の重要無形文化財に指定され、その保持者「人間国宝」に野村流古典音楽保存会の城間德太郎さんが認定された。県内から9人目。

2006年

341

仲井真弘多氏が新知事

11月の知事選は28年ぶりの新人同士の争いとなり、稲嶺県政の継承を訴えた仲井真弘多氏が、前参院議員の糸数慶子氏らに3万票以上の差をつけ、初当選した。
342 米軍再編の最終報告 日米は5月、米軍再編の最終報告を発表し、普天間飛行場の名護市辺野古への移設や在沖海兵隊員8000人のグアム移転、嘉手納より南の6施設返還などを盛り込んだ。
343 飲酒運転が社会問題 飲酒運転追放の機運が高まり、自治体や企業で職員の懲戒規定を厳しくするなどの動きが広がった。
344 記録的豪雨 6月の記録的な大雨で、中城村や那覇市首里で土砂災害が相次いだ。387人が避難した。
345 工事談合152社を排除

2005年発覚の県発注土木工事を巡る談合で、公正取引委員会は3月、152社に排除措置命令を出し、総額30億円以上の課徴金納付を命じた。県も84億円の損害賠償を課した。

346 新石垣空港が起工 新石垣空港の本格的な工事が始まった。県は2007年度までに全用地を取得し、12年度末の開港を目指す。総事業費は420億円。
347 女子ゴルフ県勢活躍

宮里藍は米ツアー21試合に出場し、全米プロ3位などの好成績。プロ2年目の諸見里しのぶは米16試合、国内16試合に出場。アマの宮里美香は世界ジュニアで優勝した。

348 八商工、甲子園で健闘 高校野球の八重山商工は、離島から初の春夏連続甲子園出場で、いずれも16強入りを果たした。エースの大嶺祐太はドラフト1位でプロ野球ロッテに入団した。
349 宮城能鳳氏が人間国宝 舞踊家の宮城能鳳氏が人間国宝「重要無形文化財組踊立方(踊り手)の保持者」に認定された。
350 知花さん、世界の準ミス 85カ国から出場した2006年ミス・ユニバース・コンテストで、那覇市出身で日本代表の知花くららさんが2位に輝いた。

2007年

351

教科書検定問題

文部科学省が高校の日本史教科書から沖縄戦の集団自決(集団強制死)で日本軍の強制を示す記述を削除させていたことが判明。9月29日に11万6千人参加の県民大会で抗議した。

352 学力テスト最下位

10月、文科省発表の小学6年と中学3年を対象とした全国学力テストの結果で、沖縄県は国語と算数・数学の2教科で基礎学力、応用力の平均正答率が8種類全てで最下位だった。

353 教員試験採点ミス 2008年度県内公立学校教員採用1次試験で10月、県教育庁の採点ミスが発覚した。7科目10問で正答を誤答とするミスなどが判明した。
354 新博物館・美術館 沖縄の歴史、文化、芸術の粋を一堂に集めた県立博物館・美術館が11月1日、那覇市おもろまちに開館した。事業費は215億円。
355 普天間移設こう着

普天間飛行場の移設問題で「滑走路の沖合移動」「普天間の閉鎖状態」を求める県と政府の交渉がこう着。防衛省は5月、辺野古海域の調査で海自艦ぶんごを派遣し、批判を浴びた。

356 国保交付金ミス 那覇市の指摘で6月に明らかになった厚生労働省の算定ミスによる国民健康保健の特別調整交付金過少交付問題は全国に波及した。
357 中華航空機炎上 那覇空港の国際線駐機場で8月20日、駐機中の台北発那覇着の中華航空機が爆発、炎上した。乗客157人、乗員8人の全員は爆発直前に脱出し、無事だった。
358 女性長寿1位守る

厚労省が12月に発表した2005年都道県別生命表で、沖縄女性が長寿1位を維持。男性は前回00年の26位から25位になった。女性の首位転落が危ぐされていたが長寿ブランドを守った。

359 泡瀬「事業縮小」

国と県が泡瀬沖合を埋め立て沖縄市が土地を利用する「東部海浜開発事業」で、東門美津子市長は12月、第1区域96ヘクタールを推進、第2区域91ヘクタールを推進困難と発表した。

360 参院補選・参院選

4月の参院補選で与党候補の島尻安伊子氏が前連合沖縄会長の狩俣吉正氏を破り、当選。7月の参院選で野党候補の糸数慶子氏が現職の西銘順志郎氏を抑え、返り咲きを果たした。

2008年

361

甲子園で春V、夏4強

高校野球の春の甲子園で沖縄尚学が2度目の全国制覇。夏の甲子園では県大会決勝で沖尚に勝った浦添商業が4強入りを果たした。選抜優勝校とは異なる同県チームの夏4強は史上初。

362 「集団自決」被告が勝訴

沖縄戦集団自決(集団強制死)の記述で名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の関係者が作家の大江健三郎氏らに著書の出版差し止めなどを求めた裁判で、大阪高裁は訴えを退けた。

363 「泡瀬」に公金差し止め

国、県、沖縄市が進める泡瀬干潟埋め立て事業で、市民ら580人が公金支出の差し止めなどを求めた訴訟で那覇地裁は「経済的合理性が認められない」と知事や市長に差し止めを命じた。

364 野党中立が過半数 6月8日の県議選で、野党中立が26議席を獲得し、与野党の多数が逆転した。与党は22議席で仲井真弘多知事は厳しい県政運営を続けている。
365 上与那原選手銀メダル 北京パラリンピックのマラソンで車いす男子の上与那原寛和がトップと3秒差の2位で銀メダルを獲得。北京五輪重量挙げ女子48キロ級の大城みさきは8位に入省した。
366 食の安心・安全揺らぐ

7~8月にマンゴーと海ぶどうの産地偽装が発覚。台湾産マンゴーを宮古島産、県産と偽って販売した業者代表が逮捕された。海ぶどうの産地を偽った業者は県から厳重注意を受けた。

367 景気後退が労働にも影

県外企業に派遣された県民の派遣先での契約打ち切りや更新しない「派遣切り」の問題が深刻化。県内でも新卒の内定取り消しなど景気後退が労働環境に影響を与えた。

368 米軍事件・事故相次ぐ

県警は2月、車内で女性に暴行した疑いで米海兵隊員を逮捕。タクシー乗務員を狙った米兵による強盗事件、名護市のサトウキビ畑に米軍セスナ機が墜落する事故などもあった。

369 普天間爆音で賠償命令

普天間飛行場周辺の住民が夜間早朝の飛行差し止めと損害賠償などを求めた訴訟で、那覇地裁沖縄支部は国に過去分の損害賠償の支払いを命じた。飛行差し止め請求は退けた。

370 漁船と貨物船衝突 本部町水納島の南1・8キロの沖合で10月23日、漁船と貨物船が衝突、漁船の乗組員6人全員が海に投げ出され、3人が死亡する大惨事となった。

2009年

371

「普天間」再検討へ

9月に民主、社民、国民新の3党連立の鳩山政権が発足。政府は12月15日、名護市辺野古に代わる普天間飛行場の新しい移設先を数カ月かけて模索する方針を決めた。
372 衆院選で野党全勝

8月30日の衆院選で1区下地幹郎、2区照屋寛徳、3区玉城デニー、4区瑞慶覧長敏の4氏が当選し、野党が県内選挙区の議席を独占した。4氏とも普天間の辺野古移設に反対を掲げた。

373 新型インフル猛威

6月29日、県内で初めての新型インフルエンザの患者を確認。8月15日には国内初の死亡例が出た。12月21日現在で報告のあった患者数は2万8千人に達した。学級閉鎖、休校なども。

374 糸満で不発弾爆発

1月14日、糸満市内の水道管施設工事中に米国製250キロ爆弾が爆発。重機オペレーターの男性が重症を負った。不発弾の安全化処理費用の全額国負担などの対策が示された。

375 琉舞を重文に指定 琉球舞踊が9月、国の重要無形文化財に指定され、保持者に39人が認定された。1972年の組踊以来、37年ぶりの指定。組踊道具・衣装製作修理も選定保存技術に選定された。
376 泡瀬埋め立て問題

泡瀬沖合埋め立て事業をめぐる裁判で福岡高裁那覇支部は10月、現時点で経済的合理性を欠くと沖縄市と県に公金支出差し止めを命じた。「見直し、進める」と判断の市に批判の声も。

377 米軍事件相次ぐ

4月に那覇市内で男女3人をひき逃げした海兵隊員を逮捕。11月に読谷村内でひき逃げ死亡事故が発生、県警は基地内の米兵を容疑者と断定したが、事情聴取を拒否する異例の事態に。

378 女子ゴルフで県勢活躍 宮里藍は米ツアー参戦4年目で初優勝。獲得賞金は1億3千万円余りで3位だった。国内では諸見里しのぶがメジャー2勝を含む6勝と賞金女王争いに加わった。
379 景気後退県内に影 国内景気の後退で沖縄観光が落ち込み、幅広い業種に波及。新型インフルエンザの流行もあり、景気、雇用環境が悪化した。
380 うるま市集団暴行 うるま市で11月、中学生による2件の集団暴行事件が発生した。

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■2010年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

2010年

381

興南が春夏連覇

高校野球の甲子園で、興南が史上6校目の春夏連覇を達成。夏の優勝は県勢初。島袋洋奨投手と強力打線が実力を発揮した。我喜屋優監督の「逆境を友だちに」の指導論も注目された。

382 普天間移設で迷走 普天間の移設問題で、県外の移設先を模索していた政府は5月28日、移設先を再び名護市辺野古とする日米合意を発表した。鳩山由紀夫首相は責任を取り、退陣した。
383 「県内反対」9万人結集

返還合意から14年たっても解決しない普天間飛行場問題で、県内移設に反対し、早期閉鎖・返還を求める県民大会が4月25日開かれ、仲井真弘多知事を含む超党派で9万人が結集した。

384 仲井真知事が再選

11月の知事選で、仲井真弘多氏が伊波洋一氏に大差をつけ、再選を果たした。普天間飛行場の移設先として仲井真氏は県外、伊波氏は国外を掲げ、いずれも県内移設を否定していた。

385 美ら島総体開催

県内初の高校総体「美ら島沖縄総体2010」が7月28日~8月20日の日程で、開催された。選手だけで全国から2万6千人が参加、28競技で熱戦を繰り広げた。県選手が躍動した。

386 ゴルフW宮里活躍

女子ゴルフの宮里藍が米ツアーで44年ぶりの開幕2連勝を含む年間5勝。宮里美香は国内メジャーで初勝利を飾り、平成生まれ初の日本女子ツアー優勝となった。米ツアーでも活躍。

387 組踊ユネスコ無形遺産 琉球王国時代の国劇「組踊」が11月16日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産代表リストに登録された。
388 尖閣沖で中国漁船衝突

尖閣諸島周辺の日本の領海内で9月、海上保安庁の巡視船と中国漁船が接触。海保が公務執行妨害の疑いで逮捕した漁船の船長を那覇地検は外交問題を理由に処分保留で釈放した。

389 名護市長に稲嶺氏

1月の名護市長選で辺野古移設に反対する稲嶺進氏がV字型滑走路の現行計画で政府と基本合意した現職の島袋吉和氏を破り、初当選した。9月の市議選でも辺野古反対候補が圧勝。

390 県内各地で不発弾

4月、うるま市の民家敷地内で発見された1964年製不発弾が通報から5カ月たっても放置されている実態が発覚。沖縄戦後の不発弾処理の責任が不明確な実態が浮き彫りになった。

2011年

391

八重山教科書問題

教科用図書八重山採択地区協議会は8月、次年度から中学校で使う教科書について調査員の意見を排除し、無記名投票で「新しい歴史教科書を作る会」系の「公民」を選定した。

392 震災、県内にも影響

3月11日の東日本大震災を受け、県は宿泊施設や住宅の借り上げなど被災者の受け入れ、支援を実施。県内に800人以上が避難した。募金やチャリティー活動など支援の輪が広がった。

393 日米高官の問題発言 米国務省のケビン・メア日本部長、沖縄防衛局の田中聡局長の差別的な発言が相次いで発覚。県内に抗議の声が高まり、日米両政府は両氏を更迭した。
394 「普天間」混迷

鳩山由紀夫元首相は2月、普天間の移設先が辺野古に回帰した理由を「抑止力」と説明したことに「方便と言われれば方便だった」と弁明した。県内の反発は収まらず、問題は混迷。

395

世界のウチナーンチュ大会

「ちゅら島の魂響け未来まで」をテーマに、第5回世界のウチナーンチュ大会が10月12~16日開催された。24カ国3地域と国内から史上最多の7363人が参加した。
396 「集団自決」軍関与

沖縄戦の集団自決(集団強制死)で旧日本軍の関係者が作家の大江健三郎さんに名誉を傷つけられたと訴えた訴訟で、最高裁は4月、日本軍の関与を認め、上告を棄却した。

397 要美優さん手術成功 拘束型心筋症を患った中学2年の要美優さんが11月、米国で心臓手術を終えて沖縄に戻った。県民の間で寄付やチャリティーイベントの開催など支援が広がった。
398 地位協定を運用改善

交通事故を起こした米軍属の男性が公務中だったため、不起訴になったことに反発が高まり、日米両政府は公務中でも例外的に日本で裁判できるよう日米地位協定の運用改善で合意。

399 台風被害 沖縄地方を通過した台風は7個。5月の台風では農水産業の被害が70億円を超えた。統計のある1977年以降で被害額が70億円を上回ったのは初めて。
400 高校生活躍 本部高の比嘉真美子がゴルフの日本女子アマで優勝。高校総体でカヌーの沖水の大城海輝が2冠、レスリングの浦添工の与那覇竜太が県勢24年ぶりの優勝を果たした。
501 番外① 環境影響評価書の未明提出

普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う環境影響評価手続きで、沖縄防衛局の職員は12月28日午前4時過ぎ、評価書16部の入った段ボール16箱を県庁守衛室に搬入した。

2012年

401

オスプレイ強行配備

普天間飛行場へのオスプレイ配備に反対する県民大会が9月9日開かれ、10万1千人が参加。米軍は10月、オスプレイ12機を強行配備した。運用ルールに違反する飛行が常態化した。

402 米兵による凶悪事件

10月16日、2米兵による女性暴行事件が発生。在日米軍は深夜の外出禁止令を出したが、11月2日には酒に酔った米兵が住居に侵入し、中学生を殴打する事件が発生した。

403 衆院選で自民3氏当選

12月16日の衆院選で、1区国場幸之助、2区照屋寛徳、3区比嘉奈津美、4区西銘恒三郎の4氏が当選。沖縄選挙区で議席ゼロの屈辱を味わった自民は3氏が当選し、圧勝した。

404 台風直撃、大きな被害 8月下旬、9月中旬の台風15、16号で沖縄気象台は異例の会見を開き、「最大規模の警戒」を呼び掛けた。9月末の台風17号では1人が死亡、90人以上がけがを負った。
405 復帰40年式典 5月15日、宜野湾市での沖縄復帰40周年記念式典で、仲井真弘多知事は「普天間飛行場の県外移設、早期返還を県民は強く要望している」と式辞の中で強調した。
406 1万2千年前の人骨 南城市玉城のサキタリ洞遺跡の約1万2千年前の地層から人骨と石器、獣骨が発見された。旧石器時代の人骨と石器が同じ遺跡から出土するのは国内初で、最古の事例。
407 宮里美香、米ツアーV

女子プロゴルフの宮里美香が米ツアー初優勝を飾った。日本人では8人目。22歳での快挙で、2009年に24歳だった宮里藍を抜いて日本人最年少優勝の記録を塗り替えた。

408 普天間アセスに知事意見

普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価の評価書に、県は計579件の知事意見を提出。「環境保全を図ることは不可能」と指摘した。防衛省は補正評価書を再提出。

409 宜野湾市長に佐喜真氏 2月12日の宜野湾市長選で、佐喜真淳氏が伊波洋一氏を小差で交わし、初当選を果たした。普天間飛行場の移設先をいずれも「県外」と主張した。
410 第32軍司令部壕説明板

沖縄戦で日本軍の指揮を執った第32軍司令部壕の説明板の文案から、県が「慰安婦」「住民虐殺」の記述を削除したことが2月に判明。県はそのまま首里城公園内に設置した。

2013年

411

建白書携え東京行動

普天間飛行場の県内移設断念、オスプレイの配備撤回を求めた県民大会の実行委員会は1月、全41市町村長と県議が署名した「建白書」手に、復帰後最大の東京行動を展開した。

412 自民が辺野古容認ドミノ

普天間飛行場の県外移設を掲げて当選した県関係自民党国会議員5氏が11月25日、「辺野古を含むあらゆる可能性を排除しない」と辺野古移設を容認した。党県連も容認に転じた。

413 「屈辱の日」県民1万人

サンフランシスコ講和条約が発効された4月28日を政府が「主権回復の日」として式典を開くことに抗議する「4・28『屈辱の日』沖縄大会」が開かれ、約1万人が参加した。

414 米軍機墜落、汚染

嘉手納基地所属のHH60救難ヘリが8月5日、宜野座村のキャンプ・ハンセン内に墜落、炎上した。現場はダムに近く、県や村は立ち入り調査を求めたが、米軍は拒んだ。

415 女性寿命3位に転落

1975年以降1位を維持してきた沖縄女性の平均寿命が2010年に3位に後退したことが2月の厚生労働省の発表で分かった。男性も05年調査の25位から30位に順位を下げた。

416 沖縄・奄美、自然遺産登録へ 政府は1月、「奄美・琉球」を世界自然遺産への推薦や登録の前提になる「暫定リスト」に掲載することを決めた。
417 新石垣空港が開港

南ぬ島石垣空港が3月7日開港した。格安航空会社の参入や都市圏直行便の就航などで航空運賃の低下、利便性の向上が期待される。滑走路は2000メートルで中型機の就航が可能に。

418 白保で考古学大発見

石垣市の白保竿根田原洞穴遺跡で見つかった人骨が約2万6千年前のものであることが確認され、国内最古を更新した。南城市のサキタリ洞遺跡から県内最古の約8千年前の土器の出土も。

419 しまくとくば「再生元年」

長年独自にしまくとぅば(島言葉)の継承活動に取り組んできた民間9団体が「しまくとぅば連絡協議会」を結成。9月18日には県と県議会の共催でしまくとぅば県民大会を開いた。

420 ゴルフで県勢快挙 ゴルフで宮里優作がツアー初優勝。女子の比嘉真美子はプロ10戦目と18戦目で優勝を飾った。宮里美香は日本女子オープンで3年ぶり2度目の優勝を果たした。
502 番外② 仲井真知事が埋め立て承認

仲井真弘多知事は12月27日、普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請を承認した。「現段階で取り得る環境保全措置が講じられ、法の基準に適合している」と説明した。

2014年

421

翁長雄志氏が知事に

11月の知事選で、辺野古移設反対の翁長雄志氏が、辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多氏らを破り、初当選を果たした。1月の名護市長選、12月の衆院選でも辺野古反対の候補が当選。

422 新基地建設を強行

辺野古新基地建設で、沖縄防衛局は7月、事業着手した。調査、設計を進め、本格的な工事が始まる。シュワブ沿岸の常時立ち入り禁止海域を拡大し、8月にはボーリング調査を始めた。

423 沖縄三越が閉店

創業57年の歴史を持つ老舗百貨店の沖縄三越が9月21日閉店した。那覇市の国際通りでシンボル的な存在だった。大型商業施設に客を奪われ、経営不振が続いていた。

424 慶良間諸島、国立公園に 座間味、渡嘉敷の両村の慶良間諸島が3月5日、国立公園に指定された。県内では「西表・石垣」に次いで2番目。新規指定は1987年以来27年ぶりとなった。
425 興南ハンド全国3冠 興南高ハンドボール部が選抜、高校総体、国体を制覇し、9年ぶり2度目の3冠を達成した。
426 与那国陸自の建設 住民の賛否が割れる中、与那国町の陸上自衛隊沿岸監視部隊駐屯予定地で4月、起工式が開かれた。式会場を反対する住民らが取り囲み、抗議の声を上げた。
427 サキタリ洞で国内最古

南城市玉城のサキタリ洞遺跡で国内最古2万3千年~2万年前の貝製ビーズ(装飾品)を発掘。同じ地層で人骨も見つかっており、人類の活動痕跡が確認された例も国内最古。

428 竹富の教科書分離

八重山地区協議会が保守色の強い育鵬社版の中学校公民教科書を答申した問題で、県教育委員会は竹富町教委を同協議会から分離。別に採択した教科書を国の無償化措置の対象とした。

429 空手喜友名、世界V 空手の喜友名諒が11月にドイツで開かれた世界選手権男子形で優勝した。2年前のパリ大会は3位で、2度目の挑戦で頂点に立った。
430 沖縄返還密約

沖縄返還に伴う諸費用を日本が肩代わりしたとされる日米密約で、元毎日新聞記者の西山太吉さんらが国に関連文書の開示を求めた訴訟で、最高裁は7月、上告を棄却した。

2015年

431

辺野古、法廷闘争に

5月、辺野古新基地建設に反対する県民大会に3万人が参加。翁長知事は米国やスイスの国連人権理事会で辺野古反対を訴えた。10月には埋め立て承認を取り消し、国との法廷闘争に突入。

432 戦後70年不戦誓う 戦後70年、県内でも関連行事が催され、不戦の誓いを新たにした。ひめゆり平和祈念資料館では元学徒の体験講話を証言者の高齢化のために終了した。
433 百田氏発言、報道圧力

作家の百田尚樹氏が6月25日、自民党本部での勉強会で、普天間飛行場の成り立ちを「もともと田んぼにあり、周りに何もなかった」などと誤認識に基づく持論を展開した。

434 外国人観光客の急増

県内の観光客数は3年連続で過去最多を更新。外国人観光客は初めて百万人を突破した。韓国、中国との定期便の増便が相次いだほか、クルーズ船の寄港数が前年の1・5倍に増えた。

435 台風で八重山に被害 八重山地方は5度の台風接近に見舞われた。与那国町と石垣市で過去最大級の瞬間風速を記録。家屋倒壊などの甚大な被害が出た。
436 伊良部大橋開通 伊良部島と宮古島を結ぶ全長3540メートルの伊良部大橋が1月31日開通した。通行無料の橋では国内最長。離島苦の解消、観光振興に期待がかかる。
437 具志堅さん殿堂入り プロボクシングの元世界ジュニアフライ級王者で13連続王座防衛の日本記録を持つ石垣市出身の具志堅用高さんが国際ボクシング殿堂入りを果たした。
438 伝統芸能受賞ラッシュ

琉球舞踊世舞会師範の佐辺良和さんは日本伝統文化振興財団賞、琉球舞踊太圭流家元の佐藤太圭子さんは伝統文化ポーラ賞の優秀賞など伝統芸能の受賞ラッシュに沸いた。

439 米軍ヘリ伊計沖に墜落 米陸軍のヘリが8月12日、うるま市伊計島の南東約14キロ沖で米海輸送艦への着艦に失敗し、水没した。ヘリには「研修」で陸上自衛隊の隊員2人が同乗していた。
440 イオンライカム開業 県内最大の売り場面積を持つイオンモール沖縄ライカムが4月25日、北中城村で開業した。2010年返還の米軍泡瀬ゴルフ場跡地で開発が進められていた。

2016年

441

元米兵事件で県民大会

沖縄本島中部の女性(当時20歳)を暴行、殺害し、恩納村内の草むらに遺棄したとして元海兵隊員で与那原町に住む米軍属の男が5月に逮捕された。抗議の県民大会に6万5千人参加。

442 オスプレイ墜落

12月13日、名護市安部の海岸に普天間所属のオスプレイ1機が墜落、機体は大破した。国内への配備後、負傷者が出た重大事故は初めて。翁長知事は即時飛行停止と配備撤回を要求。

443 子の貧困、支援拡大

県は1月、沖縄の子どもの貧困率が29・9%と発表。都道府県として初の調査で全国の16・3%の2倍近く、18歳以下の3人に1人が貧困状態で暮らしている実態が明らかになった。

444 辺野古訴訟で県敗訴

名護市辺野古の新基地建設で翁長知事が埋め立て承認を取り消したことに伴う県と国の裁判で、最高裁は12月20日、県の上告受理申し立てを棄却。県の敗訴が確定した。

445 機動隊員が「土人」発言 東村高江の北部訓練場周辺で10月18日、大阪府警から派遣の機動隊員が工事に抗議する市民に「触るなくそ。どこつかんどんじゃボケ。土人が」「だまれ、シナ人」などと発言した。
446 沖縄本島に初の雪 1月24日、名護市と久米島でみぞれを観測。分類上、雪に含まれ、久米島では1977年2月17日以来39年ぶり、沖縄本島では初めて降雪を観測した。
447 東京五輪で空手競技 国際オリンピック委員会(IOC)は8月、2020東京五輪の追加種目で、沖縄発祥の「空手」など5競技を承認した。
448 世界のウチナーンチュ大会 第6回世界のウチナーンチュ大会が10月26日~30日開催された。26カ国・2地域から過去最多の7297人が参加。県外の県人会を含めた国内参加は598人に上った。
449 世界最古の釣り針 県立博物館・美術館は9月19日、南城市玉城のサキタリ洞遺跡で世界最古となる約2万3千年前の貝製釣り針が発見されたと発表した。
450 希羽ちゃん・陽茉莉ちゃん

重い心臓病のため、米国での心臓移植手術が必要だった翁長希羽ちゃんと森川陽茉莉ちゃんを救おうと県内を中心に計7億円以上の寄付が集まった。2人とも手術を乗り越えた。

2017年

451

高江でヘリ炎上

10月、東村高江の民間地で普天間所属の大型輸送ヘリが不時着、炎上。12月、普天間第二小の校庭に同型機が窓を落下させた。名護市辺野古新基地建設では護岸工事が始まった。

452 安慶田副知事が辞任

2015年の教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会に働き掛けた疑いがあると沖縄タイムスが報じ、安慶田光男副知事が1月23日、疑惑を否定したまま辞任した。

453 藍さん引退 女子ゴルフの元世界ランキング1位の宮里藍さんが9月に現役を引退した。男子では兄の優作選手がツアー4勝を挙げ、県勢で男女通じて初の賞金王に輝いた。
454 県経済好調 観光客の増加などを背景に、県内経済がバブル景気のころより長い期間、好調を維持している。人手不足は深刻化し、収益拡大に踏み込めない実態もある。
455 大田元知事死去 沖縄戦などの研究者で、知事を2期8年務め、参院議員を歴任した大田昌秀さんが6月12日、92歳で死去した。7月26日の県民葬に約2千人が参列した。
456 チビチリガマ荒らす

沖縄戦で「集団自決(強制集団死)」が起きた読谷村波平のチビチリガマが荒らされているのが9月に見つかった。3日後、器物損壊容疑で逮捕された少年4人は「肝試しでやった」。

457 安室さん引退表明

県出身の人気歌手、安室奈美恵さんが9月20日、2018年9月16日付で引退すると表明した。「アルバムやコンサート、できるだけのことを精一杯し、有意義な1年にしたい」

458 比嘉大吾世界王者に

ボクシングの比嘉大吾が5月20日のWBCフライ級タイトルマッチに勝利し、王座に就いた。県勢の正規王者は25年ぶり。ジムの具志堅用高会長と同じ21歳で世界王者に登り詰めた。

459 衆院選 10月22日の衆院選で、沖縄1区赤嶺政賢、2区照屋寛徳、3区玉城デニーの3氏が再選され、辺野古新基地建設反対の「オール沖縄」勢力の3勝1敗となった。4区は自民の西銘恒三郎氏。
460 太鼓の比嘉さん人間国宝

県立芸大教授の比嘉聰さんが沖縄の伝統芸能「組踊音楽太鼓」で国の重要無形文化財保持者「人間国宝」に認定された。県内から芸能分野で7人目。工芸分野を含めると累計12人。

2018年

461

翁長知事が死去

名護市辺野古の新基地建設反対を貫いた翁長雄志知事が8月8日、すい臓がんのため67歳で亡くなった。。任期中の死去は初めて。10月9日の県民葬に3千人以上が訪れた。

462 辺野古埋め立て土砂投入

沖縄防衛局は12月14日、名護市辺野古の新基地建設で埋め立て土砂を初めて海に投入した。県は8月に埋め立て承認を撤回したが、防衛局の申し立てで国土交通相がその効力を止めた。

463 玉城氏が新知事に

翁長雄志氏の急逝に伴う9月30日の知事選で、玉城デニー氏が過去最多となる39万6632票を獲得し、初当選を果たした。政府、与党が全面支援した佐喜真淳氏を大差で破った。

464 安室さん引退

安室奈美恵さんが9月16日に引退した。1992年のデビューから四半世紀余の活動をねぎらい、門出を応援する花火大会が同日、宜野湾市で開かれ、全国か3万人のファンが訪れた。

465 台風が連続襲来

9~10月、大型で強い台風24号と25号が沖縄地方を襲い、県民生活に大きな爪痕を残した。最大25万世帯が停電。電話やインターネットの通信障害も。経済も大きなダメージを受けた。

466 西武山川、本塁打王 プロ野球埼玉西武ライオンズの山川穂高内野手が47本塁打で、パ・リーグ本塁打王を獲得。124打点はパ2位で、県勢初のリーグ最優秀選手(MVP)にも選ばれた。
467 続く米軍事故

うるま市、読谷村、渡名喜村に普天間所属ヘリが相次いで不時着。名護市数久田の農作業小屋で米軍基地からの流弾が見つかった。6月には嘉手納のF15戦闘機が本島南の近海に墜落。

468 文化遺産や国宝

11月、ユネスコが宮古島のパーントゥなどを「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録を決定。10月、国の文化審議会が琉球王国国王の陵墓「玉陵」を国宝指定を答申した。

469 名護市長に渡具知氏 2月4日の名護市長選で、新基地建設を進める政府与党が全面的に支援した渡具知武豊氏が、現職の稲嶺進氏に3458票差をつけて初当選し、市政を奪還した。
470 FC琉球がJ2昇格 サッカーJ3のFC琉球が初優勝と来季のJ2昇格を決めた。

2019年

471

首里城焼失

10月31日、那覇市の首里城で火災が発生し、正殿、北殿、南殿などを含む8棟を焼損した、1992年の復元から27年間、沖縄を象徴する建物として親しまれてきた。収蔵資料395点も焼失。

472 新基地県民投票7割反対 新基地建設に伴う名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票が2月24日投開票され、「反対」が投票総数の71・7%を占めた。投票率は52・48%だった。
473 辺野古土砂投入続く

沖縄防衛局による名護市辺野古の新基地建設は埋め立て土砂投入の範囲が広がった。玉城デニー知事は埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決は違法として2つの訴訟を提起。

474 オリオンビール買収

オリオンビールは3月29日、野村キャピタル・パートナーズと米投資ファンドのカーライル・グループが設立した「オーシャン・ホールディングス」(東京都)の子会社となった。

475 県内観光客1000万人

2018年度の観光客数を999万9千人と発表していた県は11月26日、航空会社の報告漏れを理由に同年度の観光客数を1000万4300人と上方修正した。目標だった「1000万人」を達成した。

476 モノレール浦添まで

沖縄都市モノレール(ゆいレール)が10月1日、那覇市と浦添市を結ぶ延長区間(4・1キロ)の運行を開始した。新たに開業したのは石嶺、経塚、浦添前田、てだこ浦西の4駅。

477 米軍事件・事故相次ぐ

北谷町で4月、米海軍兵が日本人女性を殺害して自分も自殺した事件が発生。6月、浦添市立浦西中のテニスコートに米軍大型ヘリから重さ20グラムのゴム製の部品が落下。

478 山川2年連続本塁打王

プロ野球西武の山川穂高内野手が43本塁打で、2年連続のパ・リーグ本塁打王とベストナインに輝き、チームのリーグ2連覇に貢献。1億円増の2億1千万円(推定)で契約した。

479 「オール沖縄」連勝

4月の衆院3区補選、7月の参院選で、いずれも辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄」の推す屋良朝博氏、高良鉄美氏が初当選を果たした。玉城知事に追い風となった。

480 組踊300年

組踊が1719年の初演から300周年を迎えた。5月15日に記念事業の開幕式典が開かれた。10月25日には伝統芸能「琉球古典音楽」(歌三線)中村一雄さんが人間国宝に認定された。

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■2020年代

通し番号 順位 見出し 主な内容

2020年

481

新型コロナ感染拡大

新型コロナウイルス感染症は県内でも猛威を振るった。県は2度にわたり緊急事態宣言を出し、休業や外出自粛などを要請。イベントは軒並み中止になった。県内感染の初確認は2月14日。

482 観光激減で経済に打撃

新型コロナの影響で、観光客が大幅に減少した。県経済は大きな打撃を受けた。3月26日の那覇空港第2滑走路の開業も国際線の全線運休で外国人客は4月以降ゼロが続いた。

483 豚熱33ぶりに発生

うるま市の養豚場で1月8日、県内で33年ぶりに豚熱(CSF、豚コレラ)の発生が確認された。感染が広がり、3月までに計10農場で計1万2千頭余りの豚が殺処分された。

484 県議選与党辛勝 6月7日の県議選で、定数48に対し与党25、野党・中立23と伯仲した。与党は改選前から1議席減らしたものの、辛くも過半数を維持した。
485 大城立裕さん死去 沖縄の歴史と文化を掘り起こし、沖縄のアイデンティティーを生涯問い続け、戦後沖縄の文学をけん引した作家の大城立裕さんが10月27日、95歳で死去した。
486 米軍事件・事故相次ぐ 10月以降、米軍関係者による強盗や傷害、器物損壊、酒気帯び運転など飲酒絡みの事案が頻発。地元の市町村議会で綱紀粛正などを求める抗議決議が出され、異常事態との声が上がった。
487 不正受給広がる 新型コロナの影響で減収となった個人事業主らを対象とした国の持続化給付金で、申請書類にうその職業などを書いて現金をだまし取る不正受給が県内でも相次いだ。
488 西武・平良に新人王 石垣市出身でプロ野球西武3年目の平良海馬投手が1、パ・リーグ新人王に選出された。県出身選手ではセ・パ両リーグ通じて初めての快挙となった。
489 首里城再建本格化 政府は火災で焼失した首里城正殿を2026年に再建する工程を決め、工事に向けた動きが本格化した。県警と那覇市消防局は火災原因を特定できなかった。
490 喜友名全日本V9

空手形男子の喜友名諒=劉衛流龍鳳会=が12月の全日本選手権で優勝、史上初の9連覇を達成した。国際大会プレミアリーグで19個の金メダルを獲得したとしてギネス世界記録に登録。

2021年

491 コロナ禍の生活や経済 新型コロナウイルスは年明けの第3波、7月上旬までに2つのピークを持つ第4波。9月末までデルタ株が主流の第5波と感染拡大の波が襲った。1日当たり最多の新規感染者809人を記録。
492

東京五輪で喜友名金

東京五輪・パラリンピックで過去最多の県出身10人が出場、計5個のメダルを獲得した。空手男子形の喜友名諒は県出身者で初の金メダリストとなった。野球の平良海馬も金メダル。

493 軽石漂着で混乱

小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」が8月に噴火し、10月上旬から県内に大量の軽石が漂着するようになった。漁業や観光、離島住民の生活を支える定期船の運航に影響が出た。

494 PFAS問題

米軍や自衛隊の有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)を含む汚水や泡消火剤を巡る問題が表面化。6月にうるま市昆布の米陸軍貯油施設から漏出するなど住民は不安になった。

495 志田さん、宮城さん人間国宝

琉球舞踊立方で琉球舞踊真踊流相談役の宮城幸子さんと琉球舞踊重踊流宗家の志田房子さんが重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。県内の芸能分野で9、10人目、女性初。

496 オール沖縄弱体か

10月31日の回衆院選で、沖縄選挙区は1区赤嶺政賢、2区新垣邦男、3区島尻安伊子、4区西銘恒三郎がの4氏が当選。「オール沖縄」と自民の勢力図が2対2で同数になった。

497 「沖縄・奄美」自然遺産

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が7月、世界自然遺産に登録された。国内では2011年の小笠原諸島(東京都)以来、10年ぶり5件目。18年の登録延期勧告から3年越しの実現。

498 「辺野古変更」不承認 辺野古新基地建設で、沖縄防衛局が軟弱地盤の改良工事のため提出した埋め立て承認変更申請を、玉城デニー知事は11月不承認とした。
499 高校生が自殺 高校で運動部主将の男子生徒が顧問から日常的に叱責(しっせき)され、1月末に自殺した。
500 オリックス宮城新人王

プロ野球で高卒2年目のオリックス宮城大弥投手がパ・リーグ新人王を獲得。昨季パ新人王だった西武の平良海馬投手が39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した。

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