【座間味】多様な生態系と高い透明度を誇る座間味村の海域で、ICT技術を活用し環境保全や観光促進に取り組む実証実験がこのほど始まった。同村や村観光協会、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、NTTドコモ九州支社が水中ドローン(無人潜水機)を活用し、環境省などの協力も得て実施している。(南部報道部・我喜屋あかね)

 同村などは11日、実証実験の様子を報道陣に公開した。ドコモ九州支社が所有する産業用の水中ドローンに付いた2台のカメラを使い、海底のサンゴ群集を撮影した。音波で位置情報を特定し、水深40メートル以上の深さまで生態調査が可能という。OISTの西辻光希博士は「ダイバーが深く長時間潜るのは不可能で、世界でも海面下20メートル以上はほぼ手付かずの状態。この深さに10分以上もいられることが奇跡」と感嘆する。...