沖縄都市モノレール(ゆいレール)の全線が18日午後0時50分ごろから約1時間、運行停止した。てだこ浦西駅方面の7本と那覇空港駅方面9本の計16本が運休となり、乗客2805人の足に影響が出た。

レール上面のはがれた塗装を除去する作業員=18日午後1時48分、浦添市の経塚駅近く(小宮健撮影)

 モノ社によると、軌道桁(レール)の滑り止め塗装が何らかの原因ではがれているのを運転士が石嶺駅近くのレール上で見つけ、運行を停止。午後1時16分に那覇空港駅-首里駅間で再開したが、同1時半ごろ再び停止し、2時ごろまで塗装の回収作業を行った。2時6分から那覇空港-てだこ浦西駅間の全線で運行再開した。

 今後、塗装がはがれた原因が判明次第、同社のホームページなどで公表する。担当者は「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。原因を調査し、さらなる安全運行に努めたい」と述べた。

 石嶺駅の改札前では午後2時ごろ「まもなく運行を再開します」とアナウンスが響いた。友人らと再開を待っていた首里東高1年の生徒(16)は「無事に帰れるので安心。原因が気になる」と話した。

 仕事のため同駅を降りた男性(70)は「1時間ほど出勤が遅れたが仕方がない。人身事故がなくて良かった」と落ち着いた様子だった。