[#ジェンダー ともに]

「いろんな想(アイ)のカタチ」展への寄付を呼び掛ける比嘉利加さん=南城市佐敷

 「LGBTQ+(性的少数者)」などの多様性への理解を深めようと、沖縄県南城市在住の比嘉利加さん(31)が、4月1日から5月3日まで南城市知念の南城美術館で「いろんな想(アイ)のカタチ」展を開催する。

 自身も性自認が男女いずれの立場でもない「Xジェンダー」の一人。オープンに生活する比嘉さんとは違い、「周囲からの偏見や何を思われるか分からないからと、自分らしさを出せない人が私の周りにいっぱいいる」。そんな現実を少しでも変えるきっかけになればと、初めて展示会を企画した。

 「いろんな性の形を認め合い、どんな人でも受け入れるまちづくりを目指したい」との思いを込め、「想」という字を「アイ」と読ませ、展示会の名にした。来場してくれた人が、「多様性について考え、一つの個性として認めてもらうきっかけになれば」と、開催に込めた思いを語り、一人でも多くのアライ(支援者)が増えてくれることを願っている。

 期間中はセクシュアルマイノリティーの日常を写した写真展を常設するほか、4月3日には「ピーチフェス」と称し、ワークショップや飲食ブースを設けたイベントを開く。8、16日には当事者である比嘉さんのトークイベントなど、さまざまな企画も開催予定だ。

 また、会場設営や、広告物、展示写真の現像代などに充てようと、協賛や寄付を募っている。(南部報道部・我喜屋あかね)