中城北中城消防組合(管理者・浜田京介中城村長)はこのほど、沖縄県北中城村の同消防本部で消防協力者に表彰状を贈った。受け取ったのは村立北中城中学校1年の名嘉優憂(ゆういち)さん(13)、名幸俊翔(しゅんと)さん(13)、大城琉義さん(13)と宜野湾市の建設業、不二宮工業の大里聡さん(56)、新垣徳貴(あつき)さん(22)、山城清彦さん(46)、横田裕一さん(42)。

表彰状が贈られた北中城中生徒、不二宮工業の社員らと浜田京介管理者(前列左)=北中城村の中城北中城消防本部

 昨年12月28日、北中城村和仁屋で外出先から帰宅した住人が自宅での火災を発見し、屋外に出て助けを求めた。たまたま近くを通り掛かった中学生が気付き、近くで工事をしていた不二宮工業の社員へ伝えた。社員らは消防へ通報するとともに工事車両に備えていた消火器と住宅の庭のホースで水道水を使い延焼を防いだ。消防車が到着する前に鎮火させ被害を少なくしたという。

 浜田管理者は「見事な連携プレーで被害を最小限にとどめた。中学生、社員の行動は感動と感激」と述べ、城間昌彦消防長は「中学生、社員の迅速な行動をたたえたい」と評価した。

 新垣さんは「中学生から連絡があった際はビックリした。全員で瞬時に行動に移した。大事に至らず幸いだった」と話し、名幸さんは「近くにおじさんたちがいたのでとっさに判断した。『火事を起こさない、起こさせない』よう日頃から気を付けたい」と述べた。(翁長良勝通信員)