防災士の稲垣暁さんは、大規模な地震や津波が発生しても速やかに避難できるよう「家具の固定、玄関やドアの開放、防災グッズの事前準備が重要だ」と指摘する。防災グッズは服用薬や下着、消毒液、マスクなど「避難先で健康維持できるものを優先してほしい」と話す。

 気温の高い沖縄では熱中症対策も必須。停電で冷房機が使用できなくなった場合に備えて、うちわの用意も必要だという。さらに「避難時、津波に追い付かれてしまった時も考えないといけない」と強調。靴の中に水が入り動けなくなる恐れがあるため長靴やサンダルでの避難は避けるよう呼び掛けた。

 離島で災害が起きると、空路・海路の交通網が途絶えて孤立してしまう可能性が高い。日頃から島全体で、約1週間分の食料や熱源などを備蓄しておくことが大切だとした。

 「沖縄は地震に慣れていない。震度6程度の揺れになると本土より大きな被害が予想される」とし、ハザードマップの確認も求めた。

(社会部・玉城日向子)