沖縄県や那覇バスが実施していた沖縄都市モノレール「てだこ浦西駅」と沖縄国際大学、琉球大学を結ぶ「キャンパスバス」の実証実験で、那覇バスが4月1日から「沖国琉大快速線」に名称変更し、正式運行を始める。通学で公共交通機関が利用できる環境づくりや、沖縄本島中南部の交通渋滞緩和が狙い。

 運行は平日の午前7時から午後7時の間(午前10時から正午の間は除く)に7往復する。大人運賃は260円。てだこ浦西駅から沖国大までを約15分、終点の琉大付属小学校までを約30分で結ぶ。

 実証実験は2021年1月に始めた。当初は「琉大北口駐車場」までだったが、9月に構内の道路を経由し琉大付属小学校まで延長した。

 那覇バスの担当者は「一定の利用者数が見込めたので正式運行を決めた。今後も県民のニーズに応えたサービスを提供していきたい」と話した。

 利用促進のため、琉大生協2店舗では、交通系ICカード「オキカ」の販売や料金チャージサービスを12日から販売する予定。

 オキカを発行する沖縄ICカードの仲吉良次社長は「車を持たない県外出身の大学生も多いのでニーズが高く、車から排出される二酸化炭素の抑制にもつながる。ぜひ利用してほしい」と呼び掛けた。

(政経部・又吉朝香)