小林流空手道究道館の泉崎教室、牧志教室、タイムスカルチャースクールの合同練習が15日、豊見城市の沖縄空手会館であった。幼稚園児から中学生まで47人の小さな空手家たちが、空手の「聖地」で汗を流した。
さまざまな帯の子どもたちは「ヤーッ」という元気な声を響かせ、力強い突き、蹴りを披露。真剣な表情で稽古に取り組んだ。
古蔵中2年の比嘉咲桜(さくら)さん(13)は「中2の間に黒帯になりたい。次の大会で優勝を狙う」と練習に熱が入る。泉崎教室に通う喜舎場遙斗君(6)は空手を始めてまだ3カ月だが「先生みたいに強くなりたい。黒帯になる」と目標を話した。
講師の比嘉康雄さんも「合同練習は初めてだったが、楽しかった。子どもたちに会館を見せる良い機会になった」と笑顔を見せた。