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「選挙あった方がいいね」 44年ぶりの伊江村長選、高い関心 長い無投票の歴史に終止符

2017年4月17日 16:47

 【伊江】44年ぶりに投開票が行われた伊江村長選は投票率が74・41%に達し、有権者の高い関心が示された。初めて票を投じる人、過去に島が二分した選挙を知る人。それぞれの思いを抱きながら、地域活性化や子育ての政策など両候補者の公約を比較し、島の未来を1票に託した。

44年ぶりとなった伊江村長選で、票を投じる村民=16日、伊江村農村環境改善センター

 16日、投票所の伊江村農村環境改善センターには午前7時の開始前から約30人の村民が列をつくった。

 前回の村長選は1973年。20歳で票を投じた男性(64)は「誰を支持するかで島が二分した」ことを鮮明に覚えている。それでも「選挙は有権者の権利。あった方がいい」と投票所に足を運んだ。「村民の付託を受けて選ばれた村長と共に、島が一つになって頑張ることが大事だ」と思いを込めた。

 別の60代の男性は「結果にかかわらず、村民自らがリーダーを選ぶことに意義があった」と強調。「長い無投票の歴史に終止符が打たれたことで、島の課題解決に向けた議論が活発になるだろう」と期待した。

 出産を機に島に戻った30代の女性は「子育て世代の当事者として、両候補者の子育て支援の政策を見比べた。島の未来を真剣に考えるいい機会になった」と話していた。

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