オゾンを使った殺菌装置の製造販売などを手掛ける沖縄環境エンジニアリング(北谷町、松永勲芳(のりよし)会長)は1日、宜野湾市喜友名区の湧き水「喜友名泉(ちゅんなーがー)」で採取した水から、発がん性が指摘される有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)を完全に除去したと発表した。独自に開発した装置で実証実験した。完全除去は県内初という。

喜友名泉(ちゅんなーがー)の水のピーホス・ピーホアを独自装置で除去する沖縄環境エンジニアリングの職員ら=3月28日、宜野湾市喜友名

 喜友名区自治会の依頼を受けて3月28日に採水。沖縄環境保全研究所(うるま市)による分析で、湧き水の原水はPFOS(ピーホス)が1リットル当たり842ナノグラム、PFOA(ピーホア)が同91ナノグラム。採水しその場で処理した水は、それぞれ1ナノグラム未満になった。

 自治会は、安全性が確認できれば装置の導入検討を行政に求めたい考え。(中部報道部・平島夏実)