沖縄県大宜味村塩屋公民館でこのほど、第2回全麺協そば道段位認定大会・初段位・二段位沖縄大会(主催・やんばる手打ちそば倶楽部、後援・一般社団法人全麺協)が開催された。同倶楽部(宮城久美子代表)でそば打ちを学んでいる生徒5人が初段認定に、2020年に初段位に認定された8人の生徒が次のステップである二段位に挑み、見事全員合格となった。

2段位の技術認定に挑戦する参加者=2月27日、大宜味村

初段、2段の合格者ら=2月27日、大宜味村

2段位の技術認定に挑戦する参加者=2月27日、大宜味村 初段、2段の合格者ら=2月27日、大宜味村

 認定会では水回し・こね、のし、切りの3工程と事前準備、衛生ならびに服装検査、事後の後始末状態などおよそ20項目を全麺協の審査員が審査。初段位では700グラム、二段位では1キログラムのそば粉から40分間で10人前のそばを打つ。

 そば粉の量が増えるとその分難しくなる。受講者全員の合格に、一般社団法人全麺協理事で西日本支部長の篠原美文さんは「コロナ禍でなかなか練習もできなかったと思うが、皆さんの頑張りが伝わってきた。沖縄の皆さんはとても優しい打ち方をする。これからもそば道を目指し、地域貢献につなげてもらいたい」と激励した。

 二段位認定を受けた安座間勝江さんは「コロナ禍だったが週2回、教室に通いながら練習に励んだ。土日は直接先生方から指導を受けることができてとても勉強になった」と話す。審査では時間内にそばを打つだけでなく、見た目や打ち方、片付けの丁寧さ、所作の優雅さなども問われた。「余裕を持って作業するよう心掛けた。そば打ちは生け花やお茶に通ずるところもある。そば打ちを通してたくさんのことに気付いた」と認定を喜んだ。

 この日打たれたそばは塩屋区民に振る舞われ、集まった約100人がおいしいそばに舌鼓を打った。(倉持有希通信員)