[沖展 OKITEN 2022 73rd]
沖縄県内最大の美術・工芸公募展、第73回沖展(主催・沖縄タイムス社)が3日、浦添市のANAアリーナ浦添(浦添市民体育館)で閉幕した。16日間の会期中1万7692人が来場し、絵画や彫刻、書芸、陶芸など12部門の作品を鑑賞した。(学芸部・勝浦大輔)
最終日は会期中最多の2884人が訪れ、にぎわった。書芸部門で入賞した師の作品を見に来た米須美奈子さん(40)=宜野湾市=は「先生方の作品に感銘を受けた。書芸以外の作品にも心を揺さぶられた」と話した。
新型コロナウイルスの影響で本展の開催は3年ぶりとなった。運営委員長の比嘉敏幸・沖縄タイムス社取締役読者局長は「開催を待ちわびていた来場者に、楽しんでいただける内容だったと思う。コロナの収束を願い、来年も盛大に開催したい」と話した。
協力は浦添市、浦添市教育委員会。協賛はオリオンビール、e-no、沖縄食糧、大川、かりゆし、光文堂コミュニケーションズ。