[沖展 OKITEN 2022 73rd]
第73回沖展最終日の3日、来場者がお気に入りの作品に投票する「みんなの1点賞」(企画協力・日本トランスオーシャン航空)の表彰式があり、入賞6作品の作者に賞状と副賞が贈られた。投票総数3842票。
絵画部門で仁添まりなさん(北谷町)の「Agave(アガベ)」、陶芸部門で嶺井律子さん(浦添市)の「『誇示』~トカゲ」、グラフィックデザイン部門で和宇慶茜さん(うるま市)の「木鯨」、漆芸部門で前田春城さん(豊見城市)の「片身替箱『夜の空に眠る川』」、織物部門で仲地洋子さん(久米島町)の「久米島紬着物『久米島なないろ夜空』」、書芸部門で盛島高行さん(沖縄市)の「生きる」の6作品が入賞した。
仁添さんは「私の作品は万人受けしないと思っていた。選んでいただいた方に感謝を伝えたい」と喜んだ。
嶺井さんは「子どもがじっくり見ている姿がうれしかった。これからも人の心に響く作品を作りたい」と話した。
受賞作者には副賞として、日本トランスオーシャン航空(JTA)から国内路線の往復航空券が贈られた。(学芸部・勝浦大輔)