沖縄県は8日、新たに10歳未満から90歳以上の1328人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週金曜日の1125人より203人増。4日連続で千人台となり、17日連続で前週の同じ曜日を上回った。オミクロン株の派生型で感染力が強いとされる「BA・2」の割合は、4月第2週の検査で52・1%(96検体中50検体)に上昇した。

(資料写真)SARS-CoV-2 B.1.1.529(オミクロン)系統の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所ウェブサイトから)

県内感染者の居住別状況(4月8日)

県内の警戒レベルの判断指標(4月8日)

3・4月の沖縄の感染者(人)

(資料写真)SARS-CoV-2 B.1.1.529(オミクロン)系統の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所ウェブサイトから) 県内感染者の居住別状況(4月8日) 県内の警戒レベルの判断指標(4月8日) 3・4月の沖縄の感染者(人)

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、7日時点で528・4人。2位の東京より150人以上多く、沖縄が突出している。全国平均は260・9人。

 感染などで休んでいる医療従事者は、主な重点医療機関で309人。300人超えは2月初旬以来で、医療逼迫(ひっぱく)につながる恐れがある。

 8日の新規感染者の年代別内訳は、30代が227人で最多。次いで10代が225人、10歳未満が224人と各年代に広がっている。

 新規PCR検査の陽性率は16・9%と高い水準。コロナ病床使用率は39・9%で4割に迫った。3日までは20%台に抑えられており、急速に悪化している。

 入院中は248人で、県基準の重症は2人。中等症は108人。

 米軍基地内の新規感染者は64人。(社会部・鈴木実)