65歳以上の「無縁仏」の9割が、親族に引き取りを拒まれていた。背景をたどれば、生前の足取りに孤立や貧困の影ものぞく。親族に代わって火葬する自治体にのしかかる負担も大きく、遺骨の扱いを巡って「たらい回し」ともいえる事態も起きている。