【平安名純代・米国特約記者】米国防総省は13日までに、在沖米陸軍と海兵隊が3月31日に米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で実施した合同訓練の動画を、同省が運営する視覚情報配信サービス(DVIDS)のウェブサイト上で公開した。動画の説明文から、事前に公表されていた同軍港を日常的に使用する部隊のほかに、陸軍や海兵隊精鋭の特殊部隊が訓練に参加していたことが分かった。

米国防総省の視覚情報配信サービス(DVIDS)が公開した在沖米陸軍と海兵隊による米軍那覇港湾施設(那覇軍港)での訓練=3月31日(米軍提供)

 訓練内容について、同サイトでは在沖米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)と海兵隊偵察部隊が「襲撃と医療対応」を小隊規模で実施したなどと説明。武装兵らが小型船で同軍港に上陸して倉庫内を偵察し、負傷兵らの救急対応にあたる動画を配信している。

 国防総省によると、偵察部隊は、海兵遠征軍(MEF)などの部隊の展開前に作戦地域に上陸し、偵察や小規模襲撃などを行うのが主な任務の特殊部隊。

 那覇軍港での訓練について米軍は、沖縄防衛局などへの事前通告で、第835米陸軍輸送大隊などが参加する通常訓練などと説明していた。