新型コロナウイルスの影響で2年間休校していた県かりゆし長寿大学校(湧川昌秀学長)の入学式が14日、那覇市の県総合福祉センターであり、平均年齢72・7歳の新入生91人(男性29人、女性62人)が学びの門をくぐった。

かりゆし長寿大学校の入学式に参加する新入生ら=14日、那覇市・県総合福祉センター

 学生数を半減し、講義時間を90分から60分に短縮するなど、感染防止策を強化して再開にこぎ着けた。2020年度に入学予定だった192人の半数が入学し、残りの希望者は23年度に優先的に入学する予定。

 講義は週1回、1年間で、一般教養や地域文化、健康福祉を学ぶ。湧川学長は「感染予防に留意しながら、研さんを積んで楽しい大学校生活を送ってほしい」と激励した。

 本年度最高齢で入学した吉川文子さん(86)は東京都伊豆大島出身。台風被災がきっかけで7年前、沖縄に移住した。入学に備えて沖縄市から那覇市へ引っ越したが休校となり、この日を2年間待ち続けた。吉川さんは「やっと入学できてうれしい。沖縄の歴史の授業が楽しみ」と期待に胸を膨らませた。

(社会部・普久原茜)