梅雨が迫り、湿度が高くなってくる時季になると磯場をにぎわすのがカーエー(ゴマアイゴ)。体長は最大50センチで重量が2キロを超す沖縄の磯釣りの人気魚。最大クラスともなると、ひとたび針掛かりすれば海底で執拗(しつよう)に暴れまわり、体力を使い果たすまで強い抵抗を見せる。抵抗を受ける竿(さお)は、最も高い強度設計の腰部分に大きな負荷がかかるため、一般的な磯釣りでは太めの3号以上が標準とされる。やりとり中は両手を使って竿をホールド。カーエーと人気を二分するチヌが、50センチの大型でも片手でやりとりする場面もあることを考えると、同じサイズならカーエーの引きの強さは格別。

安謝海岸で44センチ、2キロのカーエーを釣った真喜志康平さん=10日

糸満釣りイカダで57センチ、2.09キロのコロダイと41.5センチ、1.23キロのカーエーを釣った山里高幸さん=13日

慶良間で42・5センチ、1・4キロのサンノジなどを釣った比嘉英雄さん=16日

那覇一文字で61センチ、2.75キロのタマンを釣った大城良広さん=19日

西原海岸で53センチ、2・3キロのミーバイを釣った仲村時宇ラさん=10日

那覇一文字で67・5センチ、3・44キロのカツオを釣った国場俊さん=15日

那覇一文字で45センチ、1・3キロの尾長グレを釣った志喜屋孝光さん=11日

安謝海岸で44センチ、2キロのカーエーを釣った真喜志康平さん=10日 糸満釣りイカダで57センチ、2.09キロのコロダイと41.5センチ、1.23キロのカーエーを釣った山里高幸さん=13日 慶良間で42・5センチ、1・4キロのサンノジなどを釣った比嘉英雄さん=16日 那覇一文字で61センチ、2.75キロのタマンを釣った大城良広さん=19日 西原海岸で53センチ、2・3キロのミーバイを釣った仲村時宇ラさん=10日 那覇一文字で67・5センチ、3・44キロのカツオを釣った国場俊さん=15日 那覇一文字で45センチ、1・3キロの尾長グレを釣った志喜屋孝光さん=11日

 主に岸壁に生える藻を好んで海岸線の浅場を移動するので、各地の漁港の消波ブロック付近は絶好のポイントだ。「一晩冷凍して翌日に薄造りの刺し身にすると抜群」とカーエー釣り師は声をそろえる。しかし、マース煮で人気のあるアイゴ(エーグヮー)が鮮魚コーナーの定番になっているのと比べると鮮魚としての流通価値はそれほど高くないように見える。

 大型を狙うなら夜。実績ポイントに早めに入り、少量かつ絶え間ないテンポで海底にマキエサをためこむ。毎夜ごとに回遊してくるコース上で本命を待つ。仕掛けは、腰の強い3号の磯竿、道糸5号、感度が高いとされる細めの棒ウキを使用する。激しい抵抗に耐えられるハリスは6号の太さを用意。エサに使用するのはオキアミが主流で、ネリエサも兼用したい。これからがカーエー釣りの本番。仕掛けと実績ポイント情報を釣具店で入手して出掛けてみては。

 【各地のカーエー釣果】

 10日、安謝海岸44センチ、2キロ。13日、安謝海岸43センチ、1・8キロ。14日、那覇一文字43センチ、1・7キロ。16日、北谷海岸44・3センチ、1・89キロ。19日、名護海岸41センチ1・4キロ。20日、水釜海岸36・5センチ、1・1キロなど2匹。(名嘉山博 釣りPower)