任期満了に伴う沖縄県の沖縄市長選が17日告示された。前沖縄市議の森山政和氏(73)=立民、共産、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=と、3期目を目指す現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=の2氏が立候補を届け出た。桑江市政の2期8年の評価や経済振興策の手法などを争点に、7日間の選挙戦に突入した。投開票は24日。

(写真右から)森山政和氏=17日午前、沖縄市・コザ十字路、桑江朝千夫氏=17日午前、沖縄市・胡屋十字路

 17日午前、森山氏は沖縄市のコザ十字路で、桑江氏は同市の胡屋十字路で、それぞれ出発式を開いた。

 森山氏は「沖縄市の1人当たり市民所得は41市町村中39位。直ちに改めなくてはならない」と指摘。争点は経済の立て直しだとして、市民所得の10%アップを強調した。給食費や18歳以下の医療費の無償化などによる「人にやさしいまちづくり」も掲げた。

 桑江氏は公約で整備した沖縄アリーナの完成をアピール。市内にホテルが建設されたことなどに触れ「コロナ禍でも経済効果がしっかりと表れてきている」と強調。「これまでの公約の上に経済を成長させ、貧困対策にしっかりと取り組む」と市政継続を訴えた。

 市長選は、玉城デニー知事や県政与党、市議会野党が森山氏を支援。桑江氏を国政与党や県政野党、市議会与党らが支持する構図。沖縄市は玉城知事の地盤でもあり、9月11日投開票の知事選へ向けても注目が集まる。

 沖縄市の選挙人名簿登録者数は16日時点で、11万2739人(男性5万3787人、女性5万8952人)。