自由への教育を重んじる「シュタイナー教育」を取り入れた小中一貫の全日制フリースクール、沖縄シュタイナー学園(入福玲子代表)が北中城村美崎に開校し、16日に入学式が開かれた。小中一貫教育で、既存の公立学校に通わない子どもたちの受け皿として新たな学びの場を提供する。

シュタイナー学園(提供)

 県内でシュタイナー教育を実践する元小学教諭や元大学教授でつくる一般社団法人「子どもと先生を元気にする会」が運営する。在籍児童は小学1~6年までの18人。教員は10人。教科書は原則使用せず、テストや点数による評価も行わない。芸術などを通して「生きる力」を育みたい考えだ。自らの人生と社会を切り開き、創造していく人材の育成を目指す。

 入福代表は「保護者らに助けられ、全日制の学校を開校することができた。教師も子どもたちも喜びに満ちている。子どもたちの成長に即し、学ぶ喜びを感じられる学園にしていきたい」と意気込みを語った。

 シュタイナー教育は、オーストリア出身の思想家、ルドルフ・シュタイナーの理念に基づく教育方法。自由な生き方ができる人間を育てることを教育目標にしている。(社会部・下里潤)