沖縄県警のまとめによると、復帰後(1972~2020年)で米軍人・軍属とその家族の検挙件数は6068件だった。うち、殺人、強盗、放火、強制性交等罪(旧強姦(ごうかん)罪)の凶悪事件は582件発生している。凶悪犯罪のうち、強制性交等は132件だった。

米軍人・軍属による復帰後の主な性的暴行事件

 1995年9月には、3人の米兵による少女暴行事件が発生。身柄引き渡しが問題になり、不平等な地位協定を早急に改定するよう求める声が一気に高まった。

 2016年には、元海兵隊員の軍属による女性暴行殺人事件が発生。事件を受け、再発防止策として政府が結成した「安全パトロール隊」が本島各地を回り、県警の警察官100人を増員したが、その後も米軍関係者による犯罪は後を絶たない。

 19年には北谷町のアパートで日本人女性が元交際相手の海兵隊員に殺害され、21年4月には本島中部で元空軍軍属が路上で面識のない女性を暴行する事件が起きた。(社会部・比嘉海人)