国内ではめったに見られないカッコウの仲間、バンケン1羽が糸満市の海岸に飛来している。野鳥に詳しい大城亀信さんが8日に発見し、南部自然を守る会の橋本幸三さん(71)が12日に撮影した。生息地はインドや中国南部、東南アジアなど。

ススキの茎に止まるカッコウの仲間のバンケン=12日、糸満市の海岸(橋本幸三さん撮影)

 沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「与那国島などでは観察記録があるが、本島では非常に珍しい。何らかの理由で迷ったのだろう」と話す。橋本さんは「5日連続で探し、ようやく納得いく1枚が撮れた。たまたま近くに飛んできてくれて運が良かった」と喜ぶ。

 バンケンは頭部から尾羽にかけて黒く、翼が茶色のツートンカラー。バードウオッチャーに人気の高い野鳥。