沖縄県宜野座村の當眞淳村長は21日、沖縄防衛局に小野功雄局長を訪ね、MV22オスプレイによるつり下げ訓練に抗議する要請書を手渡した。同日も城原区付近でオスプレイの夜間訓練が確認された。

(資料写真)MV22オスプレイ

 當眞村長は「日常的に昼夜を問わず民間地上空を飛行している。今回のような訓練は住民に大きな衝撃と不安を与え、看過できない」と話した。要請書では低空・夜間飛行訓練の中止や民間地に隣接するヘリパッドの閉鎖などを求めた。

 小野局長は「安全面の確保が大前提で可能な限り民間地上空を避けて飛行するよう米軍に申し入れた」と説明。「村と連携して対応したい」とした。村によると米側からは「訓練は施設内で行うように努めている。近隣住民に配慮しながら実施している」との回答を得たという。村議会も21日、同局で意見書を渡した。

 村城原区では21日も午後8~9時ごろまで、オスプレイ2機が旋回や離着陸を繰り返した。ライトを点灯せずに飛行する様子も確認されたという。区内在住の50代女性は「騒音じゃなくて爆音。音を聞くたびに頭痛がし、健康にも被害が出ている。私たちの敷地の上を飛ばないで」と訴えた。

(北部報道部・玉城日向子)