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嘉手納基地の落下傘訓練で県が防衛局へ抗議 米軍の説明、「全く理解できない」と疑問視

2017年4月24日 19:22

 米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施した問題で、県の謝花喜一郎知事公室長は24日午後、県庁に外務省沖縄事務所の井関至康副所長と沖縄防衛局の伊藤晋哉企画部長を呼び、抗議した。

外務省、防衛省の幹部に抗議文を手渡す謝花喜一郎知事公室長=24日午後、県庁

 謝花氏は訓練に関し、「周辺住民や県民に多大な不安を与えたことは誠に遺憾だ」と批判。嘉手納基地でパラシュート訓練を実施しないよう米側へ申し入れるよう要請した。

 米軍が天候を理由に伊江島で訓練ができないと説明したことには「全く理解できない」と疑問視した。

 また、1950年や65年に読谷村で起きたトレーラー落下などによる少女圧死事故に触れ、「県民としてパラシュート訓練には強い恐怖感を持っている」と指摘。昨年のオスプレイによる民家上空でのつり下げ訓練に言及し、「県民への配慮に欠けていると言わざるを得ない」と強い不快感を示した。

 日米特別行動委員会(SACO)最終報告ではパラシュート訓練は伊江島へ集約することで合意しているが「伊江島も歓迎はしていない」とも指摘した。

 これに対し伊藤氏は、訓練は米軍の即応態勢維持に必要な訓練で、兵士は米軍の施設区域内に降下したと述べた上で、「嘉手納ではあくまで例外的な場合ということを米側へ伝え、合意に沿った運用を求める」と語った。

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