25日午後5時45分ごろ、那覇空港の全日空(ANA)スイートラウンジ内で、持ち込みが禁止されているカッターナイフが見つかった。安全確認のため、那覇発関西行きのANA1738便など3便が出発を見合わせた。午後6時10分ごろから保安検査の手続きも約1時間止まり、約1270人に影響が出た。

保安検査の手続きが一時停止した検査場の前で、出発を待つ人たちの長い列=25日午後7時35分、那覇空港(小宮健撮影)

 航空各社によると少なくともANA、日本トランスオーシャン航空、琉球エアコミューター計13便の出発が最大2時間18分遅れた。

 ラウンジは制限区域内で、保安検査を受けなければ入場できない。

 豊見城署や那覇空港事務所などによると、室内のカウンターにカッターナイフが置かれ、防犯カメラなどから置いた乗客の男性を特定した。事情を聴いたところ「荷物に入れたことに気付かないまま検査場を通過した」と話したという。

 午後7時28分までに保安検査の手続きが再開された。検査場前で1時間近く待った客(61)=横浜市=は「観光で何十回も来ている沖縄で初めての出来事。空港側は原因を説明してほしい」と求めた。(社会部・比嘉海人、比嘉太一)