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辺野古埋め立て開始:地元区長ら心境複雑「見守るしかない」

2017年4月26日 12:12

 【名護】護岸工事が始まった25日、名護市辺野古区の嘉陽宗克区長は「条件付きで容認している立場上、工事を見守るしかない」と述べた。また反対の市民と県警の衝突で混乱が生じ、区民生活に支障が出ないよう双方に配慮も求めた。

厳重な警備の中、石材搬入に抗議する市民のカヌー隊。フロート際でゴムボートに乗った海上保安官に阻まれる=25日午後1時33分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ(下地広也撮影)

 豊原区の宮城行雄区長は「県全体のことを考えれば普天間飛行場の移設は負担軽減になる。ここには産業もなく、軍用地料や補助金に頼らないとやっていけない部分もある」と話した。

 久志区の宮里武継区長は区の反対決議は健在で、基地完成後の騒音増加の不安があると説明。一方で、「もう20年余り。早期完成で終わってほしいという思いも正直ある」と積年の疲労をにじませた。

 辺野古区の男性(69)は「区民の生活の場である海が埋められ、オスプレイも飛び交う。もちろんもろ手を挙げて喜べることではない」とした上で「反対しても国は工事を進める。ならば、民間地上空での訓練禁止や住民の生活保障などを要求した方がいい」と話した。

 久辺3区は現状の騒音被害や基地建設の補償として、今後も政府に直接交付金を求める考えだ。

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