沖縄本島北部のやんばるで星空案内をしている星みきさんが、海底火山の噴火に伴い漂着した軽石で、星空を描いたアート作品を制作している。

軽石に蛍光ペンキを塗り、天の川を描いた星さんの作品

 大宜味村の海岸で拾い集めた軽石を大きさごとに分け、下塗りの塗料に漬け込んで蓄光ペンキを噴射。夜空に見立てた黒い台紙に、織り姫やひこ星も添えて天の川をデザインした。

 漁船やフェリーの運航などに多くの影響を及ぼす「厄介者」な一方で、軽石も「地球という星のかけら」であることを知ってほしいと、漂着が相次いだ昨年10月ごろから構想を練ってきたという。

 さまざまな色の塗料を使えば、デザインの幅は広がる。アートで「星のかけらを星に返そう」と銘打ち、今後は星空案内と共にワークショップの開催を考えているという。

 星さんは「星の爆発は生命の起源にもつながるストーリーがあり、軽石を身近に考えるきっかけになればうれしい」と話している。