沖縄県南城市玉城のうみかぜホースファームで、与那国馬の子馬「尚」=写真手前=がすくすく成長している。今年2月に生まれ、体重約50キロと誕生時から2~3倍に増えた。母馬の「風海」=同奥=やヨナグニウマ保護活用協会代表の中川美和子さん(54)らに見守られ、ご飯をたっぷり食べてよく眠り、牧場内を元気よく駆け回る。

 南城市で初めて誕生した与那国馬。市で生誕した尚巴志のように沖縄のシンボルになってほしいとの思いを込め、「尚」と名付けられた。穏やかな与那国馬の性格と同様、明るくて人懐こく、人間の赤ちゃんと同じようによく寝るのも特徴だ。

 日本在来馬の与那国馬は離島も含めて約100頭が生息。中川さんは「沖縄本島にもかつて生息していた馬で県民の宝。大事にしたい」と話す。年内には市内のユインチホテル南城に移る予定で「人と一緒に生きていくパートナーのような存在になってほしい」と、すやすや眠る尚を見つめた。

 見学などの問い合わせはうみかぜホースファーム、メールアドレスumikazehf@tapic-okinawa.jp。(南部報道部・我喜屋あかね)