沖縄県名護市大南で60年間続く駄菓子屋「上間商事(通称オキコ屋)」がこのほど、黄色を基調とした外壁にリニューアルした。「目立つよー」と経営者の上間良光さん(81)は笑顔を見せる。

60年続くお店の外壁をリニューアルし、地域の子どもたちを見守る上間良光さん=名護市大南

 上間さんはこの間、お菓子卸業をしながら、子どもたちの楽しみの一つとなっているくじ引きを続けている。ほとんどもうけはないが、これを楽しみにお店に来る子どもがいる限りやめられないという。

 「100円玉を持った子どもが来るより、1人の大人に千円分を買ってもらった方が楽だけど、子どもたちの笑顔のために頑張っている」と上間さん。

 今年9月に82歳を迎える。お客さんも3世代にわたるといい「子どもや孫の手を取り、駄菓子を買いに来る姿を見るのが一番の喜び」と語る。

 地域の人々に癒やしと安らぎを与え続けている「オキコ屋」。子どものころから通っている男性は「大きくなっても『あんたはどこどこの誰だよね』って覚えてくれていてうれしかった」と話していた。

(松本アケミ通信員)