オリンピアンの力を見せつけた-。29日に愛媛県の新居浜市民体育館で行われた重量挙げの第82回全日本選手権兼第36回全日本女子選手権第2日で、男子67キロ級の糸数陽一(警視庁)がスナッチ134キロの大会新、ジャーク159キロ、トータル293キロで3連覇を果たした。同73キロ級の宮本昌典(東京国際大職)もスナッチ153キロ、ジャーク188キロ、トータル341キロで頂点に立ち、東京五輪に出場した2人がそろって結果を残した。

 女子59キロ級の大湾ゆみか(日体大)はトータル181キロで6位、男子67キロ級の比嘉貴大(南城市役所)はトータル244キロで9位だった。28日に行った男子61キロ級の森田幸司(丸産業)はトータル256キロで4位に入った。

 【男子】

 ▽67キロ級 (1)糸数陽一(警視庁)293キロ(スナッチ134=大会新、ジャーク159)(9)比嘉貴大(南城市役所)244キロ(113、131)

 ▽73キロ級 (1)宮本昌典(東京国際大職)341キロ(153、188)

 ▽61キロ級 (1)本木和真(自衛隊)270キロ(125、145)(4)森田幸司(丸産業)256キロ(116、140)

 【女子】

 ▽59キロ級 (1)安藤美希子(FAコンサルティング)215キロ=大会新(90=大会タイ、125=大会新)(6)大湾ゆみか(日体大)181キロ(83、98)

[ヒーロー]スナッチ134キロ 流れ呼ぶ

■男子67キロ級

 右膝のけがで万全でない中、男子67キロ級の糸数陽一はスナッチ2本目で大会新をマークする底力を発揮。トータル293キロで3連覇を飾った。

 東京五輪前にけがした膝が再び痛みだし、2、3月は調整が中心。重い重量の練習はできなかったが、スナッチ1回目で128キロを挙げ、勝負に出た。...