辺土名高校環境科2年の畑信吾さん(16)が1日、沖縄県国頭村内で夏羽のアカガシラサギ10羽ほどを見つけて写真に収めた。沖縄で同鳥の夏羽姿が群れで観察されるのは珍しいという。

羽を休める夏羽のアカガシラサギ=1日午前、国頭村内(畑信吾さん撮影)

羽を休める夏羽のアカガシラサギ=1日午前、国頭村内(畑信吾さん撮影)

畑信吾さん=6日(提供)

羽を休める夏羽のアカガシラサギ=1日午前、国頭村内(畑信吾さん撮影) 羽を休める夏羽のアカガシラサギ=1日午前、国頭村内(畑信吾さん撮影) 畑信吾さん=6日(提供)

(北部報道部・金城健太)

 大型連休は「大好きな生き物観察をして過ごす」と決めていた畑さん。4月30日、夜明け前に起きて、父の和宣さんが運転する車でやんばるを回っていた。

 午前7時半ごろ、鮮やかな色の野鳥の群れを発見。車中から双眼鏡をのぞくと、頭から首にかけて赤褐色で、背中が青みがかった灰色をしている。夏羽のアカガシラサギだった。

 カメラを構えたものの、距離が離れていたこともあり、この日はうまく撮れなかった。

 リベンジを期した翌日、前日と同じ時間帯、同じエリアで再び群れを見つけた。「まだいる。チャンス!」。今度は、ばっちり撮影することができた。

 国指定屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さんは「沖縄では例年、秋ごろに少数が飛来する鳥。夏羽で、しかも群れが観察されるのは珍しい」と驚く。

 小学5年の時、ヤンバルクイナの親子を目撃したことなどをきっかけに、野鳥好きになったいう信吾さん。「早起きは全然苦にならない。将来は、世界中で野鳥探しをしたい」と夢を話した。