【今帰仁】今帰仁村の兼次小学校(上間久仁校長)は4月27日、竹内清文さん(NPO法人レインボーハートokinawa理事長)を講師に迎え「まわりとちがってもだいじょうぶ!」のテーマで、高学年・低学年に分かれて人権教育講演会を同校体育館で行った。LGBTの当事者が抱く思いを児童に伝え、自分らしさや多様性を尊重する気持ちが大切だと語りかけた。

「自分らしさを大切にしましょう」と話す竹内清文さん=4月27日、今帰仁村・兼次小学校体育館

 竹内さんは「LGBTって知っていますか?」と問いかけた。「私はG(ゲイ)です。ずっと人に言えず、治さないといけないと思っていました」と吐露した。

 中学生の時に男の人が好きだと気付いたが、そうではないふりをしていたといい、大学生時代も男の人が好きと言えずに暗く自分らしく過ごせなかったという。両親に伝えたのは26歳。父には「裏切りだ」と言われ、母は泣き「病気でしょう」と言われた。

 とても傷つき、両親が竹内さんのことを理解し、応援してくれるまでに13年かかったと話す。「今は男の人が好きと言えるようになった。みんなも自分らしさを大事にしてほしい」と話した。

 低学年にはランドセルを例に挙げ、好きな色は一人一人違うと説明し「好きなことは宝物です」と強調した。

 吉嶺空さん(6年)は「周りと違っていいということが分かって、いいなと思った」。大城那麻さん(6年)は「もし、自分の周りにLGBTの友達がいたら、優しく対応したい」と感想を話した。

(赤嶺幸代通信員)