沖縄県内のデパートやショッピングセンターでは8日の母の日を前に、ギフト商戦でにぎわっている。大型連休中は各店舗とも前年に比べて客足が伸び、帽子や日がさといった定番商品や化粧品、ケーキなどが好調だ。イベントを開催し婦人服や雑貨のラインアップを充実させるなど、コロナ禍でこれまで自粛を強いられた分、各店舗とも商機に工夫を凝らしている。(政経部・知念豊)

銀座千疋屋のスイーツが並ぶデパートリウボウの母の日ギフト特設ブース=6日、那覇市久茂地

■限定スイーツなど人気

 那覇市久茂地のデパートリウボウでは、1万~1万5千円台の紫外線(UV)ケアの帽子や傘、5千~7千円台のルームウエアが好調だ。担当者によると、今年は美容液を選ぶ男性が増えているのが特徴。「オンライン会議などで男性もスキンケアを始めるようになり、化粧品への理解が広がったのでは」と分析する。

 最もギフト需要が高いのはケーキなどのスイーツ。「GOLDWELL(ゴールドウェル)」では母の日限定の「キセキノチーズケーキ フルール」とフラワーソープBOXセット(5996円)が人気。予約は8日まで。

 老舗果物専門店の「銀座千疋屋」も9日までスイーツフェアを開催。メロンショートケーキ(1080円)やフルーツサンド(同)は同店のパティシエが実際に作るなど来店者の注目が集まる。

■家族でプチぜいたく

 イオン琉球では、母の日ギフト3千円以上の商品は県内発送費が無料。母の日当日は家庭で食事をするシーンが増えると予測し、すしやステーキ用牛肉などの食品をそろえた。担当者は「家族でプチぜいたくを楽しんでほしい」と話した。

 那覇市のサンエー那覇メインプレイスでは、パジャマやエプロン、かりゆしウエアが売れ筋。担当者は店内の感染対策を徹底していると説明。「日ごろ頑張っているお母さんにぜひプレゼントを」と呼びかけた。