[ひろがる明日SDGs]

拾ったごみを材料に作品を制作する学生ら(提供)

学生たちが拾ったごみで作った作品=2日、那覇市・沖縄福祉保育専門学校

拾ったごみを材料に作品を制作する学生ら(提供) 学生たちが拾ったごみで作った作品=2日、那覇市・沖縄福祉保育専門学校

 沖縄福祉保育専門学校はこのほど、1、2年生の演習の一環として、那覇市内で集めたごみを使ったアート作品や子ども向けのおもちゃなどを制作する取り組みを行った。学生らは演習を通して、SDGs(持続可能な開発目標)の視点を持った保育の在り方を学んだ。(社会部・普久原茜)

 取り組みは昨年に続き2回目。専任教員の大城克也さん(34)は「クリーン活動を通して地域を知り、みんなでアイデアを出しながら発想力や想像力を鍛える演習にしたかった」と意義を話す。SDGsの17の目標中「つくる責任つかう責任」などの複数の課題について考えることを促した。

 学生たちは久米の同校周辺から波の上ビーチまでの地域でごみ拾いを行った後、グループごとに設定したテーマに合わせて、集めたごみを組み合わせて制作に取りかかった。

 壊れたスケートボードでシーソー型のおもちゃを作った2年生の宮里一輝さん(32)は「アイデア次第でごみをおもちゃにできる。今回の経験を生かし、子どもと楽しみながら学ぶ保育を考えたい」と手応えを感じた様子。

 新里天珠さん(19)は、紙コップや菓子の包装紙で沖縄の海や観光地を表現したアートフレームを制作。子どもたちにきれいな海を残したいという思いを強くしたという新里さんは「保育士になったら、自然の大切さを子どもたちに伝えていきたい」と話した。

 作品は同校1階ロビーに展示している。