国道58号(浦添市城間-那覇市安謝区間)の8車線拡張に伴い、地域住民から「横断歩道を青信号の間に渡ることができない」などと声が上がっていた件で、信号を管理している県警交通規制課が五つの交差点で横断歩道の青信号の時間を3~5秒増やし、それぞれの信号機の点灯時間を30秒にしていたことが10日までに分かった。同課は「(報道後に)調査をした上で、渡る時間が足りないと判断した」と話している。

国道58号の8車線化に伴い、長さが伸びた横断歩道を渡る歩行者=4月、浦添市の宮城交差点

 同課によると、拡張に伴い当初、五つの交差点で横断歩道の青信号の時間を3~8秒増やしていた。

 だが、地域住民から「急ぎ足で着いた途端、赤に変わる」「渡り切るまでの時間がぎりぎり」などの声が上がっていた。本紙は4月19日付紙面で同件を指摘。県警は報道後に現場で調査を実施し、横断する歩行者の状況などを確認した上で5月6日から3~5秒、青色の点灯時間を増やし、五つの交差点全ての歩行者用信号機を点滅も含めて40秒にした。県警は今後も必要なら信号機の時間を調整したいとしている。

 車線整備は続いている。沖縄総合事務局南部国道事務所によると横断歩道を渡り切れなかった場合、途中で次の青信号を待つ「交通島」なども検討しているという。

(社会部・比嘉太一、棚橋咲月)