沖縄戦跡国定公園内にある糸満市米須での鉱山開発を巡り、業者に遺骨の有無の確認などを求めた県の措置命令から14日で1年を迎える。業者は処分を不服とし、国に裁定申請した。戦跡と遺骨を開発から守るための処分で、業者には厳しい条件を課すことになり、両者の調整が続いている。一方、地元でも複雑な思いを抱えている。

 県と業者が開発を巡って係争中であることを知る住民は多くはなく、60代男性は「工事の手続きが進んでいると思っていた」と驚いていた。

 開発が予定されている米須の鉱山は...