あなたが選ぶ復帰50年十大ニュース1位は「沖縄の復帰実現」 2位「首里城焼失」3位は「95年県民大会」>からの続き

 「あなたが選ぶ復帰50年十大ニュース」のアンケート結果は、復帰後に生まれた40代以下でも「沖縄の復帰実現」を上位に選んだほか、年代別の特徴も出た。

 1972年5月15日の日本復帰から3カ月間で、県内では米軍関係者による事件436件が発生し、うち殺人、強盗、放火、女性暴行が44件だった。72年十大ニュースにあった「復帰後も凶悪事件」が19歳以下で6位、20代で9位に入った。「衝撃を受けた」(19歳以下)と意見があった。

 60代と70歳以上の7位に95年の「『平和の礎』の除幕」。遺骨の見つからない家族の名前が刻まれ、「生きた証しが残った」と受け止める人もいた。50代は5位の「首里城焼失」(2019年)とともに復帰20年事業だった「首里城復元」(1992年)を7位に選んだ。

 2013年の仲井真弘多知事による「辺野古埋め立て承認」は30代と40代で8位、全体では13位だった。40代の7位、70歳以上の8位、50代と60代の9位だった「沖縄海洋博覧会開催」(1975年)は全体11位。幅広い年代から票を得た「モノレール発進」(2003年)が全体14位、春の選抜で沖縄尚学の県勢初の甲子園制覇(1999年)が全体15位だった。

 1位に選んだ数は「沖縄の復帰実現」「首里城焼失」「興南の甲子園春夏連覇」「米兵による暴行事件、総決起大会開く」「新型コロナ感染拡大」の順に多かった。回答者120人の内訳は、19歳以下6人、20代16人、30代15人、40代27人、50代29人、60代20人、70代以上7人だった。(編集委員・福元大輔)